千葉県知事が発電機を半数貸し出しせず「要請なかったから」に市町村民呆れ・説明や謝罪求める声も

2019年9日に起きた台風15号の被害により、広範囲で停電・断水被害を受けた千葉県の対応について、先月30日に千葉県議会での代表質問が行われました。

議会の中で、千葉県は災害に備え備蓄していた非常用の発電機468台のうち260台を貸し出さずにいた事が明らかになり問題となっています。指揮するのは森田県知事。

台風通過から本日まで多くの地域で発電機が不足していた事実があったにも関わらず、県と市町村の連携不足していた事がまたしても明らかに。被災地からは、説明や謝罪求める声が上がります。

千葉県知事が発電機を半数貸し出ししなかった理由は「要請なかったから」

30日ので代表質問した竹内圭司県議(千葉民主の会)によると、「県は市町村間の応援内容を把握しておらず、調整ができていない。相互応援体制を主導する立場として問題ではないか。」などと指摘。

その事例の一つに上がるのが、県が備蓄していた発電機が半数以上が必要な地域に使われていなかった事。

知事によれば理由は「市町村が用意している発電機で足りていた可能性もある=要請がなかった」とコメント。

各市町村では停電が10日以上続き、家畜の餓死や農作物の荒廃の直接的な原因になっていました。さらに熱中症などで命に関わる事例も民間から多数報告があり、明らかな発電機不足だったと言えます。

なぜこのような事が起きたのかについては現在明らかにされていません。


緊急時のために備蓄されていた発電機が半数以上、活用されていませんでした。

千葉県は災害に備えて、市原市など県内10カ所の防災倉庫に非常用の発電機468台を備蓄しています。そのうち約200台は停電した信号機を動かすため、警察に貸し出されましたが、残りの約260台は使われていないということです。県の災害対策本部は市町村から要請があれば貸し出すことにしていますが、要請は千葉県鋸南町など2つにとどまっています。

県は「市町村が用意している発電機で足りていた可能性もある」「各自治体にはこの発電機を必要に応じて活用してもらいたい」とコメントしています。出典:ANNニュース

森田知事は「調整の役割を十分に果たすことができたのか検証していく」「今後、こうした情報(市町村の応援内容)など、(県が派遣する)連絡要員が把握すべき情報を整理したマニュアルを整備し、迅速な情報収集体制の確立に努める」などとコメント。

一方で災害対策本部の担当者は取材に「調整しなかったわけではないが、混乱が生じたことも事実」ともコメント(出典:毎日新聞)しており、県知事のマニュアル整備がどこまで改善されるかについては不安視する声もありそうです。

対応に疑問の森田知事・県災害対策本部の行動

千葉県議会で報告された市町村らが森田県知事に不満を感じていることは他にも。

  • 被災後、被災地の現状報告や支援の受け入れに1週間近くかかった。
  • 被災直後、東京都や埼玉県からの支援を断っていた。
  • 支援要員の配分が全く調整されていなかった。
    →我孫子市や松戸市など7市が同じ日に、がれき撤去やブルーシート張りなど同一の目的で館山市に消防職員を多数派遣していた。
  • 首相への被害報告を各市町村への相談なしに行う。
  • 被災後の知事からの情報発信が一切なかった。
  • 実際に被災地の情報発信や支援を募理、市町村をリードしたのは千葉市長。
  • 各地で発電機が不足し、人だけでなく農業・畜産業に深刻な二次災害を与えた。

出典:Youtube 

「私はね、各自治体も一生懸命やっております」と答えたコメントだけでは、千葉県民が感じている不安や怒りは治らないかもしれません。

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