29歳の女性医師が新型肺炎で死亡「2歳の息子はまだ気付かず」日本にも同様のケース起こる可能性

23日、中国・武漢市にある協和江北病院に勤務していた29歳の女性が新型肺炎で殉職したことをCCTVニュースが報じています。

彼女には2歳の息子がおり、「まだ病院に勤めていると思っている」そう。

国内でも20代の重症患者が出たことで、「若い感染者は重症化しない神話は崩れた」といった不安の声が上がっています。

29歳の女性医師が新型肺炎で死亡

23日、殉職が報じられたのは湖北省武漢市に位置する協和江北病院消化器科の医師・Cai Dian。

CCTVニュースによると、1月19日の朝、彼女はは突然の衰弱と発熱を感じ、協和江北病院に入院。

その後、治療を受けた彼女は1月25日に院内の病棟に移送されました。

しかし2月7日に彼女の容態は悪化し、治療のために重要な医療部門に急行。ECMOの専門家に相談した後、武漢大学の中央南病院に移送。

治療の甲斐なく、23日の午前6時30分、武漢大学中南病院で死亡し、「治療が失敗した」と報じられました。

1月19日:発熱・だるさ→入院

1月25日:治療が済む

2月7日:容態悪化・重症患者として転院

23日:死亡

「2歳の息子はまだ気付かず」日本にも同様のケース起こる可能性

この報を受け、中国のSNS「微博」では、次々と哀悼の声が寄せられています。

さらにCai Dianさんには2歳の幼い息子がいたことも報じられ、多くの人が母として、医師としての将来を奪われたことを悲しむ声が聞が。

Cai Dianさんの夫であり同じく医師を勤めるWu Shileiさんはインタビューに応じた様子は、次のように報じられています。

「彼女は無言で去りました。」彼の妻の入院中、家族全員が子供を隠し、「お母さんは仕事をしているんだよ」と嘘をついてやり過ごしてきました。電話が鳴ると、息子は急いで母親に電話をかけると言います。妻がいなくなった今でも、家族は子供に説明する方法がわかりません。出典:检察日报

息子さんはまだ母親のの死を理解しておらず、家族も説明の仕方がわからない、と、家族が失ったものの物語っています。

日本も人ごとではない可能性

今回の彼女の死は日本ではまだ特別なこととして見られるかもしれません。

しかし、感染ルートがすでにわからなくなっている上、未だに厳しい移動制限がされない日本においても同様のことが起こりうる可能性は十分にあります。