周庭さんが政治団体デモを脱退「生きてさえいれば」香港国家安全法の可決で反対運動縮小の動き

30日、中国の全国人民代表大会(国会に相当)常務委員会は30日午前、香港国家安全維持法案を全会一致で可決。

今後中国当局による香港市民への言論制圧の可能性がより強まる見通しとなった今日、香港の言論の自由を求め衆志(デモシスト)運動を行っていた大学生の周庭(アグネス・チョウ)さんが、デモ団体の脱退を表明。

「生きてさえいれば、希望があります。」と自身のTwitterで心境を綴っています。

周庭さんが政治団体デモを脱退「生きてさえいれば」

これまで「香港市民の自由」を求めてデモ活動を行ってきた周庭さん。

今回可決された国家安全法が適用された場合、違反者にどのような罰則が付けられるのかについては香港政府は現時点で明らかにしていません。

香港政府トップの林鄭月娥(キャリー・ラム、Carrie Lam)行政長官は30日の定例記者会見で、「この時点で国家安全法に関する質問に答えるのは適切でないと思う」と述べ、可決についての言及を避けた。出典:AFP

しかし周庭さんは「国家分裂罪」と「政権転覆罪」の最高刑罰には無期懲役も含まれる、と話し、South China Postは香港に新設される「特別拘束機関」で拘禁される、と報じています。

中央政府に近い複数の情報筋は、市が逮捕した後、警察署に容疑者を拘束するのではなく、必要に応じて拘留、尋問、調査のための個別の施設の設立を検討していることを確認しました。出典:South China Post

周庭さんはTwitterで「いわゆる、命の問題です。」と問題視。

当局の判断で拘束されることが濃厚になり、「これから香港人はウイグルのような扱いをされるのじゃないかなと考えると怖い。」とも話しています。

「生きてさえいれば」

周庭さんは上記のような決断を表明したものの、「国際交流をずっとやってきた仲間たちや私が、これから危険な状況になる」ことを不安視しています。

周庭さんプロフィール

周 庭(しゅう てい、アグネス・チョウ、1996年12月3日 – )は、香港の政治運動家、香港衆志常務委員、自決派(中国語版)、大学生。香港で「学民の女神」と呼ばれる[1]

2016年、羅冠聡黄之鋒と共に、香港の自決権を掲げる香港衆志(デモシスト)という政党を創設。

2017年6月28日夜、抗議行動「ブラック・バウヒニア」に参加し、「公衆妨害罪」で逮捕。警察署に31時間にわたって拘留された[19]

2018年1月、立法会議員補欠選挙(参照 zh:2018年3月香港立法會補選#被選舉主任裁定提名無效)で香港島選挙区からの出馬の届け出を行うも[20]、自決権に関する党綱領が香港基本法に違反するとの理由で不受理となった[21]

2019年8月30日、逃亡犯条例改正に反対する抗議活動で、2019年6月にデモ隊が警察本部を包囲したことに関与した疑いで逮捕された[22]出典:wikipedia

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