【市原市 ポール倒壊】被害者の居住地は誰が保障?「フジムラ」が無償解体も自治体や国は支援なしに疑問の声

千葉県市原市のゴルフ練習場「市原ゴルフガーデン」のポールが台風15号による強風の影響で倒壊し、周辺の住宅16棟に被害を出してから2週間経った今も撤去されない問題。

現在も被害が進行している問題で、市原市に対し大手解体業者の「フジムラ」が無償撤去を申し出たことが26日、明らかになりました。

26日には「フジムラ」が住民説明会を行い、無償撤去に涙を流す住民もいたそう。

その裏で自治体や国の支援の話が聞かれないことを疑問視する声も上がっています。

今被害者の住宅(居住地)や車は誰が用意し、どのように過ごしているのか、まとめてみました。

ポール倒壊の被害者の住宅(居住地)や車は誰が用意?

今回の被害による住宅も車の被害はどちらもほぼ自己負担になるようです。

出典:FNN

そのため被災直後はレンタカーを借りて車中泊するなどし、現在は住宅については各家庭で「実家」や「仮住宅」を選択(1年のみ市原市が家賃を補助・・ただし自分で探し、契約をしなくてはいけない)し、避難生活を送っているとのこと。

また車両は車両保険の適用が可能ですが、等級が下がり事実上金銭的な損害が発生します。

そしてポール撤去の進まない住宅はブルーシートもかけることができず、片付けのために戻ることはあるものの、ポールの重みや雨で住宅の損傷は進行している非常に危険な状態です。

湯浅さんは、2階の寝室で、妻と生後4か月の息子と3人で就寝中でした。強い衝撃とごう音の後、がれきに埋まったベビーベッドから妻と二人で息子を運び出したということです。

日がたつにつれて、倒壊したポールは湯浅さんの自宅の被害を広げているといいます。次第に、鉄骨が住宅に食い込み、3日前には1階のリビングの天井も落ちたということです。

(被災者の)湯浅さんは、子どもの頃からこの家で暮らし、両親から受け継ぎました。いま、この家は、ポールが撤去されないためブルーシートをかけることもできず、雨ざらしの状態です。

自宅の家具や家電を片づけなければならないため、湯浅さんは妻と息子と離れて暮らすことを決めました出典:NHKニュース

「フジムラ」が無償解体も自治体や国は支援なし?に疑問の声

今回の被災の最大の問題は、「住民たちが被害の保証をどこからも受けられない」ということです。

ポールの所有者である「市原ゴルフガーデン」社長の弁護士は「台風の被害で住宅が受けた被害は保証しない」と各家庭に電話で通告したのみで、ポール撤去の見通しの説明すらない状態でした。

幸い民間企業が名乗り出てくれましたが、「自治体や国に保証する義務がある」という声も少なくありません。

というのは、市原市はゴルフ場の数とゴルフ場利用税の歳入(約7億)が全国一の自治体であり、首相や国会議員がコンペに利用することも少なくないため。

もともとゴルフを知る人たちの間では「台風前にネットをしまうのは常識」とも言われていた中、市や自治体に認識の甘さがあったために起きた事故で有保証義務があるというのが一部の意見で上がります。

今後国や自治体から保証が受けられるのか、その見通しは立っていません。

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