梯沙希容疑者に千葉市長「親を放棄しなかったことを責めたい」児童相談所に助けを求めるよう呼びかけ

東京・大田区で3歳の稀華(のあ)ちゃんが8日間にわたり自宅に放置されて死亡した事件で、保護責任者遺棄致死で逮捕された梯沙希容疑者へは様々な怒りの声が上がっています。

そのような中、千葉市の熊谷俊人市長が9日自身のTwitterを更新。

「育児放棄を責める以上に、親を放棄しなかったことを私は責めたいです。 十分な養育環境にない場合は他者に委ねることも勇気です。」と、子供を守ために親が限界を訴えることの大切さを呼びかけました。

梯沙希容疑者に千葉市長「親を放棄しなかったことを責めたい」

千葉市の熊谷俊人市長は9日、次のようなツイートを投稿。

育児放棄を責める以上に、親を放棄しなかったことを責めたいという熊谷市長。

もし親(保護者)としての権利を第三者に委ねていれば誰かが助けてくれた。なぜなら「子供は親の所有物ではなく社会の宝」だから。実親が子供を守れないなら他者が親になる。だから児童相談所に相談する勇気を持って欲しい。

自身も2人の子供を持つ父としての顔も持つ熊谷市長。長く苦しんだであろう稀華(のあ)ちゃんを想いこのような言葉となったようです。

「児童相談所に相談する勇気」呼びかけに対する反応

市長の進める「児童相談所への相談」ですが、反応は様々、

中にはそんな児童相談所には現状不満を抱える親もいる様です。

児童相談所は虐待阻止の受け皿になれない?

千葉市の児童相談所に相談したという数人はコメントで児童相談所に相談する意味はなかった、という主旨を投稿。

「児相職員に心ない言葉をかけられた」「責められているような気持ちになった」「片親の育児放棄に電話で相談すると「育児放棄ではない」と言われた」

と話します。

さらには「ネグレクトをする親が児童相談所に相談するとは思えない」という声も。

「意識改革が必要」「社会が負担を分け合うのが理想」

一方、現状の児童相談所の姿勢に改善が必要であることを認め「育てられない母親も許し」「みんなで育てる」という姿勢に社会全体が変わることが必要だとする声も上がっていました。

コロナ禍で経済的・精神的にも孤立が加速している中、「勇気を出して」連絡した母親・父親を優しく受け止めるだけの児童相談所になる様改革が望まれます。