津久井豊さん家族が免許返納させなかった理由は?インタビューに疑問・ネットではモラルを問う声も

今月1日の午後2時半ごろ、群馬県渋川市の関越自動車道(高速道路)で80代の男性が運転する車が逆走し対向車と正面衝突し、相手に重傷を負わせた事故。

その後の調べで、逆走車を運転していた男性津久井豊さん(80)/死亡が、右足に麻痺がありながら「人の世話になりたくない」と免許返納を拒んでいたことが明らかになりました。

ネットでは「世話どころか、結果的に多くの被害を出し迷惑をかけた」と事態を重く見る意見が多く、津久井さんの家族についても「モラルの問題」だとして厳しい声が上がっています。

あとを立たないこうした事故。家族にも厳しい判断が迫られるケースが増える中、津久井豊さん家族が免許返納できなかった理由についてまとめました。

津久井豊さん家族が免許返納させなかった理由は?インタビューに疑問も

今回事故を起こした津久井豊さんは、 無職でひとり暮らし。

独り身のために免許返納を進める家族がいなかった、ということになります。

FNNの取材に対しては津久井さんの妹がインタビューに対し「逆走したというから、考えられないんですよ。でも(兄は)頭の方はしっかりしていましたよ。」とコメント。

怪我をした夫婦に対するコメントがない理由は、世帯を別にしており津久井さんの生活状況を知らなかったためと言えそうです。

無職でひとり暮らしだった80歳の男性。出典:J-CASTニュース

地元の自治会長:(春ごろ)「介護のお願いをして免許返納したらどうですか」と言ったけど、「人の世話になりたくない」っていう人だったから…

津久井さんの妹:(運転当日は)「今日は灯油買いに行く?」って言うから。逆走したというから、考えられないんですよ。でも(兄は)頭の方はしっかりしていましたよ。出典:FNNPrime

一方で過去に近所の住民らから免許返納を勧められていたことがわかっています。

これまでにも複数の事故・トラブル

津久井さんはこれまでにも複数車の事故やトラブルを起こしていたことがわかっています。

2か月ほど前に橋の欄干に車をぶつける事故を起こす(その後軽自動車に乗り換えた)

ガソリン不足で(家に向かう道の)入り口のところで運転不能になる

こうした様子を見て、近所の人たちは運転能力に疑問を持っていたと言います。

近所の人の話では、2か月ほど前に橋の欄干に車をぶつける事故を起こし、軽自動車に乗り換えたばかりだった。近所の人が知る男性の運転トラブルはこれだけではない。

「ガソリンが全くなくなっちゃって、(家に向かう道の)入り口のところで止まってしまっていた。その時に免許返納した方がいいと思ったんだけど」と話す。

事故があったのは赤城高原SA付近で、男性はサービスエリアから出るときに誤って入り口から出てしまい、逆走した可能性がある。  出典:J-CASTニュース

津久井さんは免許返納を進める近所の人々からの注意に対し「人の世話になりたくない」と、返納を拒んでいました。

一人暮らしの免許返納は難しい?ネットではモラルを問う声も

今回の事故は、もし「周囲に勧められた際に」「運転能力を過信せず」免許返納をしていれば・・事故は防げた可能性が高いと言えそうですが・・

一人暮らしの免許返納は難しいのでしょうか。

ネットでは、「法律云々以前に、いい加減モラルの問題。免許返納の制度を知りながら、意地張った挙句、高速道路逆走。本人は勿論ですが、もう、ご家族のモラルの問題でしょう…。(出典:yahoo!ニュースコメント)」といった厳しい意見が聞かれます。

加害者の津久井さんには事故以前、近所からの声かけがされていましたが、それでも本人が受け入れることができず、現行制度では返納義務もない

結果的に、津久井さんは運転能力に不安がある状態でありながら免許を持ち続けることになりました。

こうした状況を見ると、一人暮らしの免許返納は難しいところがありそうです。

一人暮らしの高齢者にとっては、家族(親族)や近所の声かけだけでは不十分だということが今回の事故から言えそうです。もう一歩踏み込む必要があるのかもしれません。

石原良純(気象予報士、タレント)「(逆走事故について、追突時のスピードが100キロと見られており)僕らの感覚では、違うところに入ってしまったら止まる。対向車がくる中、100キロで走り続けるってありえない。認知症なのか、なんなのか…」

山口真由(ニューヨーク州弁護士、元財務官僚)「独居の方ということで、危ないと言ってくださる方が周りに少なかったのかもしれない。ご家族がいない方というのはまた課題になります」

玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「100キロだったら相対速度は200キロです。巻き込まれた人がかわいそうです」出典:J-CASTニュース

ネットの反応