小松田辰乃輔さんのノート画像に涙・川口市教育委員会のうそとは?埼玉県市立中いじめ対応に非難の声

2019年9月9日、埼玉県川口市立中に在籍中にいじめ被害を受けたとして訴えていた小松田辰乃輔さん(15)が、8日未明に市内のマンションから転落して亡くなっていたことがわかりました。

小松田さんはこれまで3度、自ら命を断とうとしており、生前綴ったとされるノートには「信用できるのは家族だけ」「いじめた人を守って、ウソばかりつかせる」などと市教委を批判する言葉が書き残されていたと言います。

当時いじめを調査中だったという市教育委員会に対しネットでは「救えたはずの命を見捨てた」などと非難の声が集中しています。

今回は命をかけて残した小松田さんのノートと、彼が残した「いじめた人を守って、ウソばかり」という現実の実態についてまとめていきます。

小松田辰乃輔さんのノート画像とは?

小松田さんが残したノートの画像はこちらです。

出典:産経新聞

現在公に公開されているのは1ページのみ。亡くなる2日前に書かれたノートには、以下のような言葉が綴られていました。

小松田辰乃輔さん(15)が9月6日にノートに書いたとみられる文章の全文は次の通り。

「教育委員会は、大ウソつき。いじめた人を守ってウソばかりつかせる。いじめられたぼくがなぜこんなにもくるしまなきゃいけない。ぼくは、なんのためにいきているのか分らなくなった。ぼくをいじめた人は、守ってて、いじめられたぼくは、誰にも守ってくれない。くるしい、くるしい、くるしい、くるしい、つらい、つらい。ぼくの味方は、家ぞくだけ。くるしい、つらい。」出典:産経新聞

川口市教育委員会のうそとは?

なぜ小松田辰乃輔さんが川口市教育委員会に対して「大ウソつき。いじめた人を守ってウソばかりつかせる」と訴えた言葉はどのような対応を指していたのでしょうか。

小松田辰乃輔さんが受けた埼玉県川口市立中でのいじめを巡り、学校や教育委員の対応は遅く、不誠実なものだったことが明らかになっています。

実際に「うそ」を指すものは「加害者生徒への対応の遅さと問題解決の動きの怠慢さ」を指しているようです。

市教委は、3回目の自殺未遂をした半年後の2017年10月、市長に「いじめの重大事態」と調査委員会設置について説明。同年11月2日、ようやく調査委の第1回会合を開いた。1回目の自殺未遂から数えると1年2ヶ月、3回目の未遂からは7ヶ月も放置していた。

しかし母親は、いじめの重大事態や調査委の設置について説明を受けていない。聞き取りもされておらず、「信用できない」と話していた。遺書にある「大ウソつき」という記述は、こうした市教委の対応に加え、学校側がいじめをなかなか認めず、認めた後でも十分なケアがされず、学習支援もされないまま、中学校を卒業することになった点などを指していると見られる出典:文春オンライン

  • 2016年5月、中学でいじめが始まる。
  • 同年9月、「助けてください」などと書いた手紙を担任に複数回渡したが十分な対応はなし。
  • その後自ら命を断とうと1度目の未遂事件。
  • 母親は登校をやめさせたが、翌月にも2度目の未遂事件。
  • 3回目の未遂事件で後遺症で足に障害が残った。
  • しかし中学校側はそれまでSOSと受け止めていなかった。
  • 3回目の自殺未遂で後遺症で足に障害が残り、学校や市教委はようやく、いじめの重大事態として、調査委員会を設置
  • ただし、(加害)生徒側には知らされず、聞き取りもなし

生徒も家族も、不信感と不満を募らせていたと見られます。

こうした対応を解決する方法はなかったのか・・今となっては悔やまれるばかりです。

ネットの反応

ネットの声
読んで胸が詰まりました。 日本の学校教育・行政は本当に信用できない。
ネットの声
教育委員会なんて何の役にもたたない。
ネットの声
助けることのできた命を…いったい何人の大人がこの子と家族を追い込んだのか。