熊沢英昭被告の懲役6年に情状酌量あった?弁護士は誰「長年にわたって献身的にサポート」最終弁論も

今年6月、息子から家庭内暴力を受けていた元農水次官が息子の命を奪った事件で、東京地裁が16日、懲役6年(求刑懲役8年)の判決を言い渡したことが明らかになりました。

懲役8年の求刑が公表されると、「壮絶な家庭内暴力」に同情し減刑を求める声が大きかった今回の事件。

この実刑判決に情状酌量はあったのでしょうか。また被告を支え弁護をした弁護士についても調べました。

熊沢英昭被告の懲役6年に情状酌量あった?

元検事(東京地検特捜部副部長)の若狭勝(わかさ・まさる)弁護士によると、同様のケースで懲役8年という今回の刑期はあまりない(刑期が短い)と説明。

被告は家庭内暴力に対して情状酌量の余地があると判断されたと言えるとしています。

(若狭勝弁護士)懲役8年が相当とみていた。1人殺害すると懲役15年がベース。動機や方法によってはベースを上回るが、逆にくむべき事情があれば懲役12年、10年と下回る。

今回のように、懲役10年を下回ることはあまりない。検察側は被害者の家庭内暴力など、くむべき事情があるとみているのだろう。一方、殺害に至るまでに専門家に相談するなど、解決できる可能性があったことや命の重みを考え、懲役8年を下回ることは良くないと判断したのだろう。出典:日刊スポーツ

しかし犯行が正当化されたものははなく、罪の重さから執行猶予を受けることまでは叶いませんでした。

検察が厳しく指摘した「相談などの措置」を取らなかった責任については公判で厳しく指摘されています。

「経済的に安定し、長男の主治医や同僚らに相談することもできた」

「強い殺意に基づいた悪質な犯行だ」

東京都練馬区の自宅で6月、長男=当時(44)=を刺殺したとして殺人罪に問われた元農林水産事務次官熊沢英昭被告(76)の裁判員裁判で、東京地裁(中山大行裁判長)は16日、懲役6年(求刑懲役8年)の判決を言い渡した。

検察側は公判で、長男と同居を再開した5月に暴行を受け、殺害を考えるようになったと指摘し「強い殺意に基づいた悪質な犯行だ」とした。出典:共同通信

熊沢英昭被告の弁護士は誰?「長年にわたって献身的にサポート」最終弁論も

家庭内暴力がありながらも無抵抗の我が子を殺めた罪は思いとされる今回の事件。

最終弁論でも被告の献身や情状酌量の余地を主張してきた熊沢英昭被告の弁護士について調べましたが、現時点では特定することができませんでした。

今回の事件による加害者の罪は極めて重いものの、弁護士の言葉が裁判員や裁判長の心に訴えかけた力もあると見られます。

弁護側は最終弁論で「発達障害のあった長男を長年にわたって献身的にサポートし、良好な関係を築くよう努力してきた」とし、「恐怖の中、自らの命を守るために殺害した」として情状酌量を求めた。 出典:産経新聞

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