PCR検査の制限に効果?「全量検査で医療崩壊」韓国の失敗で日本式に評価の声も

日本国内で普及が広まらないPCR検査の手法について、世界各国の施策結果から、「後手」と非難の声が高かった患者への対応が「正しかった」という見方が強まる傾向にあります。

「オリンピックに向けた日本の隠蔽」「政府の怠慢」と噂されたこれまでの世論の見方とは真逆の事態に、「冷静な視点」で日本の現在の対応を評価したツイートが話題になっています。

PCR検査の制限に効果?

これまで日本で行われたPCR検査数は6647件、内、感染が確認された件数は333名。

日本国内では発熱が3〜4日続いて初めて医師の判断で検査の打診が行われ、さらに保健所の許可が必要。このルールで最低限の患者のみが検査を受けられる状態にあります。

一方で「世界で最も検査数が多い」と言われていた韓国は、疑わしい症状の患者には積極的な検査を行い感染者数や感染経路を明らかにする施策を敢行。日本と真逆の韓国の対応には「行動が早い」と日本国内から賞賛の声が上がっていました。

しかし皮肉なことに、その韓国でも今月に入り市中感染状態となり、積極検査したことで軽症患者が病床を奪い医療現場がパンク状態に。やむなく検査方法を日本式に軌道修正することとなりました。

そんな中、以下のツイートが話題に。

政府が意図してPCR検査を制限していたかどうかについては丁寧な説明がない状態ですが、クルーズ船で検査が遅れていた理由や蔓延が防げなかった理由は「イギリス国籍だったためイギリスの管轄となり対応ができなかった」ことが明らかになっています。

そうした理由がようやく明らかになり「日本は最大限のことはやっていた」「もごもごしているせいで信頼されないが政府の対応は割とまともだった」といった声も上がります。

これまで厚生労働省の基本方針は世間からの評価が低く、保健所で断られるケース、死者・重症患者が相次いで出たことが、ワイドショーを騒がせ、「政府は危機感が低い」「重症化してからでは遅い」「他国ではPCR検査が積極的に行われている」といった非難の声が噴出していました。

「検査制限はウイルスを拡散させる」意見とどっちが正しい?

ただし、重症化しないと検査が行われない日本では反対に「無症状感染」が広が流可能性が高く、患者の行動範囲を制限することができないという問題があります。

この点で重要なのは「軽症患者が大半を占める」というところです。

日本方式では感染拡大を広める可能性が高まるが、重傷者を優先的に医療機関で治療できる。

ただ母数が大きくなれば、現在の日本の病床数でまかない切れるかどうかは未知数。

ただ、軽症患者が搬送されることで医療従事者が感染する例が多数確認されている現実が。現状で言えば、日本方式の方が医療現場を守っていると言えそうです。