桜を見る会(前夜祭)の実費は880万円以上か・ホテルニューオータニの割引は本当?5000円以上を事務所補填の可能性は

安倍晋三首相主催の「桜を見る会」前夜祭の立食パーティーの費用を巡り、安倍首相は18日、経費を示す領収書や明細書に関して「そうしたものはない」と述べたことが明らかになりました。

安倍首相は「ホテルが領収書を出し、そこで入ったお金をそのままホテルに渡していれば、収支は発生しない」と説明しているものの、当時の状況的にホテル側にあらかじめ多額の費用をホテル側に支払っていたという見解も示されています。

首相は「すべての費用は参加者の自己負担。旅費・宿泊費は、各参加者が旅行代理店に支払いし、夕食会費用については、安倍事務所職員が1人5000円を集金してホテル名義の領収書を手交。集金した現金をその場でホテル側に渡すという形で、参加者からホテル側への支払いがなされた。」と説明。出典:Yahoo!ニュース

一向に明らかにならない桜を見る会の懇親会の収支。一般的に実費は880万以上かかるとされる金額を、本当に会費5000円で行うことができたのか、事務所補填の可能性についてまとめました。

領収書がない「桜を見る会(前夜祭)」の実費は880万円以上か

問題になっている桜を見る会の収支。

安倍首相は今回の前夜祭(立食パーティー形式)について「全ての費用は自己負担で」「夕食会費用については、安倍事務所職員が1人5000円を集金してホテル名義の領収書を手交」と説明していますが、

しかしその「領収書はない」ことが今回明らかになっています。発行したと言われている領収書がない理由について、安倍首相は明らかにしていません。

現時点で首相および安倍事務所は、参加者人数を「約800人」と報告する一方で実質の費用がいくらかかったのかについても不明なままです。

首相説明の食事代5000円に矛盾→実費は880万円か

今年、安倍首相主催の「桜を見る会」前夜祭の会場となった「ホテルニューオータニ」は、個別のケースについては答えられないとしつつも「パーティープランの最低価格は1人1万1000円からで値切り交渉などには応じられない」と回答しています。(引用:NHKニュース)

さらに、立憲民主党が会場となった東京都内のホテルに確認したところ「だいたい1万5000円から2万円。立食で150人の場合は1万1000円」と類似の回答を受けており、会費の金額5000円については疑念が払拭できない状況です。

立憲民主党の安住淳国対委員長は14日昼の野党共同会派会合で、安倍晋三首相の後援会が首相主催「桜を見る会」の夕食会の会費を5000円に設定したとされることに関し、立憲が会場となった東京都内のホテルに確認したところ「だいたい1万5000円から2万円。立食で150人の場合は1万1000円」と回答されたと明らかにした。

安住氏は「5000円はあり得ない」と語った。首相側が不足分を負担していた場合、公職選挙法に抵触する可能性がある。出典:jiji.com

このことから、本来であれば1人あたり最低でも1万1000円程度の食事代がかかり、800人余りの参加者分を計算すると総額は880万余りに登ることになります。

ホテルニューオータニの割引は本当?5000円以上を事務所補填の可能性は

ホテル側の「値切り交渉などには応じられない」という回答と安倍事務所側の説明の矛盾。

実際に事務所側の補填があったかどうかについては現時点で証拠となる事実は明らかにされていません。

5000円の格安の食事代に関して、安倍首相は「大多数がホテルの宿泊者という事情をふまえ、ホテル側が設定した」との説明。

この説明がどれだけ信頼に足るのかについては、今後野党の追求チームが検証を行なっていく見通しです。

安倍首相が明言している「会費5000円」問題について発言をまとめると以下の通り。

「夕食会を含めて、旅費・宿泊費等のすべての費用は、参加者の自己負担で支払われている」

「安倍事務所や後援会の収入・支出は一切ない」

(夕食会の費用5,000円については)「大多数がホテルの宿泊者という事情をふまえ、ホテル側が設定した」

「安倍事務所職員が1人5000円を集金してホテル名義の領収書を手交。

「集金した現金をその場でホテル側に渡すという形で、参加者からホテル側への支払いがなされた。」

(少なくとも2017年分までの安倍総理に関係する政治団体の収支報告書に“前夜祭”の収支について記載がないことについて)「収支報告書への記載は、収支が発生して初めて記入義務が生じる。ホテルが領収書を出し、そこで入ったお金をそのままホテルに渡していれば、収支は発生しない。」

野党は追求チームを設置「国会以外でやって欲しい」非難も

総理大臣主催の「桜を見る会」をめぐり、立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党の野党4党の国会対策委員長が会談し、今後の対応を協議しました。

そして、野党側が合同で立ち上げた追及チームの体制を強化して「本部」に格上げし、所属するすべての国会議員に参加を呼びかけることを決めました。

本部では、招待者の基準のほか、安倍総理大臣の地元の事務所の役割や、前日夜に東京都内で開かれていた後援会の懇親会の会計処理などについて、それぞれチームを設けて徹底的に調査し、現地への視察なども検討するとしています出典:NHKニュース

ネットの反応