東急不動産 新本社はなぜ脳波センサーを導入?「誰が何のために」経緯や今後の活用方法に興味津々の声

2019年9月30日、東急不動産ホールディングスと東急不動産は東京・渋谷の新築オフィスビル「渋谷ソラスタ」で8月に稼働した新本社オフィスの報道陣向け内覧会を開催し、最新のIT(情報技術)を駆使したスマートオフィスを公開しました。

その中で一際注目を集めたのは、新本社の従業員が頭に装着している「脳波センサー」。

測定データを基に「ストレス度」「集中度」「興味度」「快適度」「わくわく度」の5つの指標を可視化できるといい、ネットでも話題に。

東急不動産新本社の導入理由や経緯は?また今後、どのように活用していくのかが期待されます。

東急不動産 新本社はなぜ脳波センサーを導入?

東急不動産ホールディングスと東急不動産が目指したのは「新しい働き方を実現する次世代のオフィス」。

脳波センサーはその施策の中の一つのツールとして用意されており、他の施策同様、作業効率、生産性向上、コミュニケーションの活性化を促す役割を担うことが期待されています。

例えば「集中力が低下している」「ストレス指数が低い」といった数値が出れば自身で自由に休憩を挟む、といった事が可能になるよう。

「誰が何のために」導入の経緯や今後の活用方法

導入経緯について具体的には明らかにされていないものの、

  • 働き方改革(労働の自由度を上げるとともに効率・生産性を上げる)
  • 自社のオフィス物件を売り込むためのショールームとして活用

この2点に期待を寄せているようです。

オフィス内には脳波センサーの他にも「トレーニングエリア」や「瞑想エリア」といったものも用意され、様々なIT技術を取り入れ相乗効果を狙った「空間」が与える効果についてのデータを収集する、といった役割もありそうです。

「緑が見える中で仕事を行う従業員」出典:日経新聞

「フィットネスエリア」と「瞑想ポッド」出典:japan.cnet

ネットの反応は賛否あり

ネットの反応には期待の声と不安視する声など様々ですが、Twitterでは否定的な声が少なくないようです。

否定的な声

  • 「勤務環境の改善を図る」とあるがこの施策をもって勤務環境を改善した、として昇進するやつがいるということである。そこに地獄を見るべき。
  • まず「会社に脳波を監視されることによるストレス」を測定するのが先だと思う
  • 監視されてる感じする
  • 「気分転換できたかどうかを可視化したりする取り組みも進める。」って、絶対気分転換できない自信ある。
  • コンサルとIT屋が手を組んでゴミを売りつけた的ななにかをかんじる
  • 「申し訳ございません…」(ピピーッ!) 「おい!テメェ脳波が反省してねぇぞ!本当に心から反省してたらこんな脳波にはならねぇんだよ!!!」
  • この会社が売り込んだのか知らんけど、みんな脳波信頼しすぎ。「わくわく度」なんて定量できるわけがない。
  • これ誰も止められなかったのか?
  • 臨床データってかなり機微な個人情報なのにな。意識高い経営者や株主が従業員をパーツ以下にしか見ていないことが良く分かる。
  • 圧倒的ディストピア感

肯定的な声

  • 社員、幸福は義務です。
  • 自分でつける分にはすげー興味ある。
  • 自分の集中度・興味度・快適度が可視化出来るの、体調管理に生かすならどう考えても便利。
  • このデータをもとに本当に勤務環境が改善されるならいい
  • めちゃくちゃかっこいい

とはいえ、本来の目的に叶えば良い労働環境が期待できそう。今後に期待です。