習近平主席が「7日間不明」最前線から撤退と海外メディア報じる・新型肺炎の混乱で責任逃れとも

中国の習近平主席がメディアの前から姿を消した、というニュースが複数のメディアにより明らかになり、識者らがその理由と行方について報じています。

出典:香港経済新聞「【武漢肺炎】習近平疫情嚴峻時刻「神隱」7天」

習近平主席が「7日間不明」

BBCや香港経済日報、風伝媒などの複数メディアによると、中国の習近平主席は先月28日のWHO事務局長との会談以降中国国営テレビのスクリーンの前から忽然と姿を消し、28日以来どこにいるのかが明らかにされていないといいます。

もっとも国民が違和感を感じたのは、今月3日の中国国営テレビの放送。

この時、習近平主席を中心に中国共産党政治局の常任委員会が武漢肺炎に関する予防・管理についての議論をしたことが報道されましたが、スクリーンに習近平主席と常任委員会メンバーで動画も写真も映ることはなく、10分以上、アナウンサーが文章を読み上げただけだったといいます。

その代わり、新型肺炎の予防と管理に関する説明でメディアの前に立ったのは李克強副主席でした。

これまで毎日欠かさず国営テレビに露出していた習近平主席だけに、「習近平主席らしくない」と国際的にも注目されました。

姿を見せない理由は?「最前線から撤退」と海外メディア報じる

BBCでは、いくつかの可能性を報じています。

一つは、「中国赤十字の寄付を巡る一連の不正に関連し、武漢にいっているため」とする説。

武漢で官僚が全員マスクをしていた場合、衛生用品で困窮している視聴者らの反感を買うため、映像を出さないようにしている、という見方があります。

二つ目は、感染拡大のために常任委委員会が安全な場所に「退避」しているだけだという説。

三つ目は、すでに「火山のように怒っている」という世論を受け、「最前線から撤退した」という説。

CNNは専門家のインタビューから習近平が流行の予防と管理において「最前線から撤退する」ことを選んだという見方もあることを伝えました。「絶対的な力は絶対的な責任を意味するから」とのこと。