2019年8月10日の夜8時10分ごろ、東京で開かれた「神宮外苑花火大会」会場で、打ち上げ花火1発が見物客のいる地上で破裂し、男性1人が軽傷を負う事故がありました。
これにより打ち上げは約5分間中断されましたが、大会を続行したことが疑問視されるなど話題になっています。
都心で毎年人気を集める花火大会ですが、今回の事故でツイッターでは「真横に飛んできて死ぬかと思った」「怖すぎた」などと生々しい声も聞かれます・・。
今回の事故を受け、2020年の花火大会の中止や場所の変更はあるのでしょうか。今回の事故の詳細やネットの反応とともに調べました!
神宮外苑花火大会2020年の中止または打ち上げ場所の変更はある?
「神宮外苑花火大会」の2020年の中止は可能性としては0ではなさそう。
今回の事故を受け開催が見送られる可能性が高くなったという見方があります。
出典:毎日新聞
当初の予定では2019年の花火大会も「神宮外苑地区再開発」のために見送られる予定だったようです。
しかし打ち上げ場所を「神宮第2球場から軟式球場に変更して」開催された背景がありました。
結果、偶然にも事故が起きてしまい、場所について安全性の確保が不十分であった可能性も今後指摘されそうです。
となると、来年2020年の開催は自粛となる見方も強まるのかもしれません。
神宮外苑花火大会での爆発・怪我(2019年)の原因は?
今回の事故の原因については、警視庁が現在関係者らから事情を聞いており、今後明らかになっていくものと見られます。
ただ、もともと「打ち上げ会場の場所を変更した」経緯があったことから、前提として場所の安全性の確保が不十分だったのではないかという見方もできそうです。
またネットでは
- 「怪我をされた方は気の毒だが、防ぎようがないだろうな」
- 「こうした事故まで防ぐほどには人手が確保できない、安全面の確保は無理がある。」
- 昔もこういうこと(破片や火花に当たる事故)はあったので、なんとも・・
と、「トラブルのない花火大会運営の難しさ」を指摘する声は少なくありませんでした。
SNSでの情報共有できる層が拡大した結果、これまで見過ごされてきた声も重く受け止めざるを得ない、といったことも少なからずあるようですね。
近年花火大会が減少傾向にある中で、こうした問題も噴出するのは花火を楽しみにしている人たちにとっては悲しいこと。
事故の原因究明と対策が1日でも早く進み、なんとか花火大会が安全に開催される環境が整備されるといいですね。