【悲報】ヤマトの猫のキャラクター変更に嘆く声「変えるべき所は他にあるでしょ」「違うそうじゃない感」

2019年10月23日、ヤマトHDは今年11月で創業100周年になることを機に、ヤマト運輸の名物となっているクロネコとシロネコのキャラクターをリニューアルすることを発表、その新デザインが話題になっています。

キャラクターデザインの変更は28年ぶり。新デザインはJR東日本のSuicaのペンギンなどのデザインで知られる絵本作家・イラストレーターの坂崎千春さんが担当しており、今後グッズなどに広く使われていく予定。

可愛らしい新デザインに「可愛い」「いいと思う」という声が上がる一方で「変える必要があったのか」「(ヤマトが)変えるべきところは他にあるでしょ」という厳しい声も上がる事態に。

キャラクター変更の詳細とネットの反応についてまとめました。

ヤマトの猫、キャラクター変更に嘆く声が

これまでヤマトの「顔」担っていたキャラクターはアニメーターの堀口忠彦さんが制作したもので、「ニヤニヤ顔」とも呼ばれる切れ長の目や大きな口が特徴的でした。

このキャラクターから変更されたのが下画像にあるキャラクター。まん丸の瞳と丸みのあるデザインが特徴。

「大事にしたのはシンプル、親しみやすい、調和の3つ。日本中の世界中のすべての人々に愛されるように…」と坂崎氏がコメント。

一方で万人受けを狙ったという意味では「個性がない」という見方も。

ネットでは

  • えー 今までの子達でいいよー
  • 意地悪な見方をすれば、時代に媚びたようなデザイン。特に若い女性や子供を意識していると思う。
  • 個人的には前のデザインの方が良い。特にクロネコ。前のデザインはクロネコの独特の雰囲気が表現されていて良かった。今回のはマイルドになり過ぎた感じですね
  • 正直、何か凡庸な絵になったな・・・・。

といったコメントもあるほどです。

特に以前のキャラクターに愛着のある人々からは「嫌いじゃない」としながらも、「個性がない」といった意見、「そうじゃないんだよ〜」「変えるべきは社員の労働問題とか、体制でしょ」といったヤマトの運営問題に言及する声も上がっています。

「変えるべき所は他にあるでしょ」「違うそうじゃない感」

ヤマト運輸が抱える不安には、配送業界の変革と赤字転落などがあげられる現状もあり(「宅配便もLCCとウーバーに代わる」・小島健輔が指摘『自滅の引き金を引いたヤマト運輸』)こうした指摘はあながち軽視できるものでもなさそう。

新旧交代の寂しさと共に、こうしたヤマト運輸が背景に抱える問題と行く末に不安を感じている人には「そうじゃない」と感じるのも無理はないと言えそうです。

ネットの反応