Clubhouse、通信障害の理由に中国ユーザーの増加?「ボーダレスに会話できる」と注目集まる

日本国内で認知が広がっている「音声版Twitter」ことClubhouseが「最近ダウンする」様子。その理由に「中国でのユーザーの増加」があるようです。

中国で多くの人気SNSに規制がかかる中、世界との自由な交流のツールとしてさらに人気が出るという見方もあります。

Clubhouse、通信障害の理由に中国ユーザーの増加?

Twitterでの口コミによると、ここ数日の間にClubhouseでのサーバーダウンが見られているそう。

その理由は世界的なユーザー数の増加にあるよう。現在200万人以上のユーザーが登録していますが、さらに中国での人気が加わり、天文学的なペースでユーザー数を伸ばしていると中国の情報誌が報じています。

かねてより独自のファイアウォールによりFacebook、Twitterなどの人気SNSにアクセスすることを禁じている中国。Clubhouseも中国のAppleモバイルアプリストアではダウンロードを提供しておらず、「通常の方法では」利用することができないようです。

しかし現在、Alibabaの中古市場「Xianyu」にもアカウントの販売枠が出るほど、中国での利用権の需要は高まっているよう。SNS上には「中国で爆発的に人気が出ている」「中国のApplestoreではダウンロードができないものの、何らかの抜け道で登録している」といった話も聞かれます。

(VPNサービスを利用することでアプリを利用する方法があります。)

現時点では、何とか?規制を免れているよう。

「ボーダレスに会話できる」と注目集まる

良いか悪いか、現在は中国でも招待枠の倍々が活発。

現在も中国在住の多くの人が多数登録しており、日本でも「これまでできなかった中国の人との活発な議論ができるようになる」「ボーダレスに会話できれば世界が広がる」といった期待の声も上がっています。

今後中国での規制は行われるだろうという見方は海外や国内のユーザーの間でも上がっています。

しかし一方でclubhouse内ではすでに様々な国籍同士の人で「趣味」や「教育」「コロナ禍での過ごし方」「仕事の仕方」など様々な話題で交流を楽しんでおり、中には中国語を教えるコーナーを立ち上げているユーザーなども。

もし運よくclubhouseに参加できることがあれば、自分の価値観を覆すような貴重な経験ができるでしょう。

Clubhouse(クラブハウス)とは、Alpha Exploration Co.が開発している2020年開始の招待制音声SNSアプリ。

現時点ではiOSのみの対応で、Android用アプリは開発中。完全招待制であるほか、利用するには18歳以上かつ本名を使用する必要があるという制約があるため利用者数は限られていますが、アプリ内では誰もが平等で自由な発言ができ、また多くの人にとって貴重な情報や経験ができる魅力から、多くの時間を費やすほど「ハマる」人が続出しています。

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