「楽しすぎて寝不足になる」などの評価で世界中を席巻している「Clubhouse」。
一時はメルカリやラクマでの売買が行われる場面もありましたが、現在は「形のないものの売買は規約違反」であるとして規制が設けられています。
肝心な「Clubhouse」ではどうなっているのか?一方、未だ売買が見られる「eBayでの購入」については警鐘の声も上がっています。
「Clubhouse」招待枠の売買は違法?
Clubhouseは会員一人につき二人までを招待することができ、知り合いからしか繋がることのできない閉ざされた「安全な」空間を提供するアプリ。
規約における禁止事項に「招待枠の売買」は現在明記されていませんが、上記のポリシーに違反することは明らかです。
しかしすでに「アカウントを購入」した人に対しては罰則などはなく、自由に利用できているとのこと。
すでに「メルカリ」や「ラクマ」などのフリマアプリでは規約違反として売買が規制されたものの、未だ名前を変えて出品する人やeBay(海外の通販サイト)などで売買枠が存在し、250ドルなどの高値で販売する様子も見られます。
#clubhouse の招待枠、すごい勢いでメルカリに出品されてる。たぶん、1枠10000円で買った人が招待されたあとに、自分の1枠を10000円で売ってるっぽい。
で、メルカリ側も規約違反だからどんどん削除してるんだけど、出品者側は運営の目をかいくぐるために「ミッキーマウス」って入れてるw pic.twitter.com/dhgRFGUfTS— よねはらりゅうへい (@YoneharaRyuhei) January 27, 2021
eBay・転売購入に警鐘の声も
こうした状況の中、海外のガジェット系サイトやニュースサイトではこうした販売価格を「違法な価格」として、「招待枠をeBayから買わないよう」呼びかける声も上がっています。
clubhouseってプロフィール欄に「誰に招待されたか」が載るので、紹介者が誰かって結構重要だなと。
メルカリで買った人は大丈夫だろうか。
逆に今後「この人に紹介してもらいたい!」と有名人からの招待枠が高値で取引されたりして。
いや、もうすでにされてそうだな。— mamantre 須澤美佳 (@mika_suzawa) February 1, 2021
危険とされるのが
・詐欺にあう可能性があること
・招待者のプロフィールが招待者側に永久的に残り、個人情報の点で危険であること
・アカウントがBANされた場合に芋づる式にBANされること(規約明記なし)
といった要素。
「Let them in!」を有効に使おう
一方で「Clubhouse」には、登録している番号のなかにユーザーがいれば招待してもらえることがある「Let them in!」という機能があります。
「Clubhouse」をインストールし電話番号認証が済んだ段階で、自分の電話番号を知る会員であれば招待できるようになる、というもの。
認証には時間がかかり、受け身にはなるものの、アカウントの売買よりも遥かに安全性が高い参加方法と言えます。
ネットの反応
Clubhouse招待枠を売買ってあるんやな…
招待枠を買ったところで招待してくれるのは全く知らない方な訳じゃない?
それって怖くない…?
SNSで全く知らん人から招待されてClubhouse始めた人って認知されるとか、嫌じゃないのかな?— れいちょす@画面タッチいいですか? (@sie1226u) February 2, 2021
【Clubhouse】フリマアプリなどで「招待枠」を買う価値は全然ない。誰から招待されたのかプロフィールに明記されるので、全然知らない人から「買った」のではないかということがずっと残ってしまう。招待制度はこれからも続くと思うが、登録しておけば、そんなに長くかからず参加できるようになる。
— Jun Sakurai (@pabridge) January 29, 2021
夜中にいきなりさ、clubhouseやってたら招待枠ある?ってLINE、君とはもう3年くらい会ってないのにどうしたの?
— しぬこ (@shinukosan) January 31, 2021