ド・ドドンパの怪我は防げた?「相当変な乗り方したのでは」利用者から疑問の声も

山梨県の富士急ハイランドのジェットコースター「ド・ドドンパ」で昨年12月以降、4人が相次いで頸椎などを骨折した事故で、同社は22日、県発表の4人の他に新たに2件の骨折、7件の負傷の申し出があったことを発表しました。

事故発覚後、県の要請で「ド・ドドンパ」は現在運休中。しかしネットでは、「乗り方の説明聞いてなかったのかな? 」「ド・ドドンパスタッフの言うこと聞かないとまじで首折れる」と、「防げたはずの事故」だとして憤る声も上がっています。

ド・ドドンパの怪我は防げた?

山梨県は21日、富士急ハイランド本社に立ち入り調査し、これにより、昨年12月から今年8月までの間に4件の重傷事故が起きていたことが明らかになりました。

富士急ハイランドは県に対し怪我人が出た場合の報告義務を負っていましたが、富士急ハイランドは「機械トラブルではなかったこと、起因するものがなかったこと」から報告していなかったと話しています。

県によると、利用者の怪我のうち、男女4人が首などを骨折し、50代後半の女性は全治3カ月の大けが。利用客の体格や座席位置はバラバラで、けがとアトラクションの因果関係は不明とのこと。

 爆発的な加速力で人気のド・ドドンパは2017年7月に開業。これまでの「ドドンパ」をリニューアルしました。ドドンパはスタート直後、1.8秒で時速172キロに到達していましたがド・ドドンパは、わずか1.56秒で時速180キロに到達。この加速力は「世界一」だといいます。

富士急ハイランドのコメント:「お怪我をされたお客様には心よりお見舞い申し上げますとともに、お客様には多大なご迷惑をおかけしますが、行政による指導のもと原因究明に努めてまいります」

県は安全が確認されるまでド・ドドンパを当面、運休するよう要請したほか、職員から発生時の状況を聞き取るなどして事故原因を調べることにしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

こうした事故の発覚に、SNSの富士急ユーザーからは「確かにあれは強烈な加速度だから、下手したら鞭打ちの様になる」「ついに怪我人が出たか」と納得の声も聞かれました。

とはいえ、利用者からは「正しい乗り方をしていれば防げたのでは」「スタッフが注意喚起してくれる様に、頭を頭座席にに押し付けていれば防げたのではないか」と疑問の声も

「相当変な乗り方したのでは」利用者から疑問の声も

一方で「首の怪我ってことはちゃんと乗り方の説明聞いてなかったのかな? 頭座席にに押し付けてなかったんじゃない?」「ちゃんとした姿勢で乗らないから怪我するんだよ。乗る前に散々注意喚起されてんじゃん。」と、利用者の誤った乗り方を指摘する声も上がっています。

ネットの声
もともとかなりGがかかる乗り物。おそらく出発前には注意として頭を背もたれから離さないようにもたれてくださいっていうアナウンスがあるはず。怪我をした人はそのアナウンスを聞かずに背もたれから離してたんだろう。

また、新たに2件の骨折、7件の負傷の申し出があったことに対しては「今まで怪我人がほとんどいなかったのに、急に私も私もは違和感がある」「治療費や慰謝料取るための便乗輩な感が否めない」と、首を傾げる声も。

ネットの声
今回の件はさ、怪我した云々じゃなくてそれを報告しなかったってとこが問題だよね。
最初から報告してたらこんな後から事実かどうかわかんない怪我報告受けることないのに、報告しなかったから便乗してくるやつが増えるんだよ。
確かに乗り方が悪くて怪我したのは客の責任だと思うけど、その報告をしなかったのは富士急側だからね。
最初から報告しとけばよかったのに。

日本随一の絶叫系アトラクションが人気の富士急ハイランド。利用者からは「報告を怠った富士急は悪いが、絶叫好きとしてはド・ドドンパなくなってほしくない」「仮に原因が乗客側にあるのならなくなってほしくないわ。すごく面白いのに。」と、進退が案じられています。