今月3日、政府が新型コロナウイルスの新規感染者の急増により、中等症以下の患者は基本的に自宅療養とする方針を発表したことに反発の声が強まる中、実際に新型インフルエンザの治療を経験した女性のTwitterがネットで話題になっています。
「自覚症状が全くない」「自宅療養は本当に危険」と感じたとTwitterで話すのは透子(@t0hk0m)さん。
実際の体験談と回復方法、九死に一生を得たポイントとは?
自宅療養者の体験談と回復方法は?
新型コロナウイルスによるインフルエンザの中等症でホテル待機と入院を経験したという透子(@t0hk0m)さん。九死に一生を得たポイントとは、ずばり自分の回復力だと話しています。
透子(@t0hk0m)さんの場合、医師の勧めで治験薬を使用したものの、新薬については効果と言える様な結果は得られなかったと言います。
透子(@t0hk0m)さんのケース
感染した型:英国株(N501Y株)
投与した薬:
・カロナール
・点滴
・軽症者向け新薬の治験薬(イベルメクチン・レムデシベル)
・ステロイド
およそ2週間(13日間)の長い闘病期間となった透子さん。強烈な頭痛から始まり、長引く高熱と息苦しさ、飲めない・食べられないという状況が非常に辛かったことが体験談から伺えます。
高熱と自覚症状のない酸素飽和濃度の急落で看護師により速やかに酸素吸入の処置が取られたことなど、リアルな体験談が語られています。
ちなみに93→86まで一気に下がったそうですが自覚症状は全くなく、咳も出ませんでした。
高熱で寝てたらいきなり看護師さんが飛んできてマジな顔で「酸素入れますね!!」と言ったのは覚えています。
自覚症状はマジでないから自宅療養は本当に危ないです!
— 透子 (@t0hk0m) August 3, 2021
意外で重要な回復方法
そんな中、透子さんの助けになったのが、ホテル療養中に入院の打診をしてくれた家族の協力と、看護師の気丈な対応だったのだと言います。
回復のターニングポイントとも呼べる2点うち、1つはホテルではなく入院ができたこと、もう1つは看護師のサポートで透子さん自身が食事と水分を懸命に摂ったことだと言えそうです。
総括として、ホテル療養になっていたら弁当なんて絶対に食べられなかったし、自分で水も取りにも行けずまともに水分を摂ることもできなかったと思う
高熱の間点滴がなかったらもっと重症になってたと思う。もしみんなの家族がコロナで高熱にも関わらずホテル療養になったら直談判してあげてほしい— 透子 (@t0hk0m) July 9, 2021
その時の明るく力強い言葉に本当に励まされて、絶対治る、絶対治すと思って食欲なくても頑張って食べた、水飲むのが苦しくても飲んだ。
医療従事者の方には本当に心も身体も救ってもらったと思う
感謝しかない…ありがとうございました😭— 透子 (@t0hk0m) August 3, 2021
周囲のサポートと自身の気力によって九死に一生を得た透子さん。
周囲へのアドバイスとしては、体温を毎日測り、微熱にも誤差だと甘く見ないこと、自宅用にパルスオキシメーターを置くことを勧めています。
ネットの反応
自分も酸素飽和濃度70%切ってたので母親が今日病院見つからなかったら、今晩か明日には死にますって言われたそうで、退院する時も元気で帰る人も多くはないって看護師さんに言われたのは春先なのに昨日の事のように思い出せます……
気持ちだけは折れないのは本当に大事です。— ヌウ・エイホー (@heihodaisuki) August 4, 2021
大変ですよね
コロナはまやかしだ、っとか掛かっても若いから大丈夫、、とか言ってられないですよね
だから、オリンピック開催はどうかと思いますし
自粛して欲しい
感染して苦しんだ人は是非沢山体験をツイートして欲しい— アマテラスさん(kakiuchi) (@KpafNOLLgipopZx) August 4, 2021
「病は気から」という言葉もありますもんね。
ともあれ、ご無事でよかったです。気をつける、用心するとは言っても限度もありますし、いつなんどき、容態が変わるかも分からないそうですし。
できる備えはしておこう、とは思います。
— 冬馬†せもぽぬめ@スシニストに引き渡し (@Nana_zero07_s2) August 4, 2021