東京五輪・パラリンピック開催まで残り4日。小山田圭吾氏(過去のいじめ問題を受け辞任)に続いて新たな不適切人事が指摘され、ネット上で大炎上する騒ぎとなっています。
問題視されているのが絵本作家・のぶみ氏のプロジェクト就任。小山田氏同様、複数の「炎上の火種」を持つ同氏の起用が発覚すると、「不適切もいいところ」「何がどうなったら(人選が)こうなるんだよ」「もはや悪魔の祭典」と呆れや皮肉の声も上がっています。
のぶみ・五輪プロジェクト参加で大炎上
五輪の人事問題としては、先日東京五輪・パラリンピック組織委員会は19日、五輪開会式作曲担当のミュージシャン小山田圭吾氏の辞任を発表したばかり。
しかし、国の平和に貢献する偉大な祭典の外野の醜聞はこれだけにとどまらなかった様です。
それが、絵本作家・のぶみ氏の東京オリンピック・パラリンピック文化プログラム「MAZEKOZEアイランドツアー」への参加。
実際にサイトを訪問すると、確かに「MAZEKOZEアイランドツアー」サイト内にはアートワークショップ参加者としてのぶみ氏の名前が記されています。
この文化プログラムの最大のコンセプトは「多様性」。のぶみ氏は、日本を代表する絵本作家としてライブペイントを行い、その様子はYoutubeなどで配信されるのだといいます。
「みな表現活動を生業としており、言葉を超えたコミュニケーションを大切にしています」とあるが・・
これに対し、日本最大級の匿名掲示板「2ちゃんねる」開設者・ひろゆき氏は「組織委員会は炎上マーケティングの専門家に人選任せてるの?」と自身のTwitterで発言。
その後情報が一気に拡散、同調する声によりSNSでは大炎上することとなりました。
東京オリンピック・パラリンピック文化プログラム「MAZEKOZEアイランドツアー」に絵本作家ののぶみ氏が選ばれたそうですが、小山田圭吾さんといい、組織委員会は炎上マーケティングの専門家に人選任せてるの? https://t.co/qvE5QyjHTg
— ひろゆき, Hiroyuki Nishimura (@hirox246) July 19, 2021
先の小山田氏同様、過去の障害者への不適切な発言や炎上している著書の作者であることなどが「東京オリンピック・パラリンピック文化プログラム参加者として極めて不適切である」として、ネットでは
「ほら、のぶみ、炎上した。 そりゃそうッスよね。 ナパーム弾くらいの可燃性がありますよ、あの自称絵本作家。」「また新しい人材が発掘されてて草。 もうこれ絶対わざと嫌われるようにやってるだろ。」などと大炎上。
非難の声が次々と上がっています。
「スピ系詐欺、障害者に暴言」経歴でネット呆れも
この絵本作家・のぶみ氏。同氏が「不適切」とされる背景には、著書の他不自然な言動が影響しています。
「有害図書に指定してほしい絵本」にのぶみの絵本
同氏は著書『ママがお化けになっちゃった!』で知られます。
なくなってしまった母について、息子と祖母が回想する様子をギャグタッチで描く絵本。口コミでは、無意味に子供へのトラウマを残すなどとして、絵本とは言えない、有害図書に指定するべきとの声も上がるほど評価が極端に二分している作品です。「自称絵本作家」と揶揄される所以もここから。
ちなみにこうした炎上をものともせず『うまれるまえにきーめた』など立て続けに絵本を出版しており「出版業社の闇を感じる」という声は後をたちません。
Amazon カスタマーのぶみさんの本は苦手です。
読んでみて違和感しか残りません。言葉づかいも汚く、こどもには読み聞かせしたくないと思いました。
こどもにとって、絵本は心の栄養だと思います。この絵本は、こどもを不安にさせるだけ、作者の気持ちを押し付けられるだけで、栄養にはなり得ません。Amazon カスタマー全てが大人の受けを狙って書かれているように思います。
死とは、こんなに軽いものではないです。
本当に残念な自称絵本作家さんだと思います。Amazon カスタマー
私は保育士ですが、例えば、保育園の避難訓練では「子どもにトラウマを与えないこと」が重要です。避難を教えることに、過度の「恐怖」「おどし」は必要ありません。
作者は「この絵本は子どもにトラウマを与えることが目的」と説明しています。とんでもないことだと思います。
【漫画】【絵本作家のぶみを知っていますか?】
のぶみ氏の『ママがおばけになっちゃった!』をはじめとする絵本の危険性について、拙いながら描きました。
全6ページ+あとがき
印刷して幼稚園など子どもの集まる場所に配布して頂いてもOKです。
1人でも傷つく子どもが減ることを祈っております。 pic.twitter.com/w5lMe02qvB— アヤパン (@tachimimi_makio) August 9, 2019
『幸色のワンルーム』や『ママがおばけになっちゃった』のように、お金になるけれど有害な図書を目にする度に、自分は出版業界で生きていけるのか不安になる。「編集者はサラリーマンだ。売れる本を作るのだ」と語った編集者の悲しそうな目を何度も思い出す。
— 雨宮ミヅキ (@6rain410) March 21, 2018
何度も、何度も、「お化けにならないで…車にぶつからないで…」と。小さな体で、小さな心で、母親が居なくなることを娘なりに理解し、どう感じたのだろう。怖かっただろうな。母がいなくなる…ということしか娘には残らない、この絵本の意図は、何?先生に教えて欲しい。
— キャロット (@tukutukuhoiku) December 17, 2019
さらに、同氏はこれまでに元暴走族の総長で33回も逮捕されたことを自称している他、「あたしおかあさんだから」では「支離滅裂で説教じみた」歌詞で軒並み親世代の反感を買い、SNSでは「(著書を)10冊や100冊単位で買うように」との呼びかけを行ったり、アンチに応戦したりと言った行動でも知られています。
ネット上には今でも、これまでの問題行動がまとめられたサイトが散見され、大多数の意見として一致しているのは「子供には関わらせたくない」というもの。
数々の不祥事に「こんな状況が世界に知られるのが本当に恥ずかしい」と呼ばれる東京五輪・パラリンピック。国民はどこまで許せる・・?
ネットの反応
東京五輪の文化プログラム担当の絵本作家のぶみ、過去の教師いじめよりも現在進行形でスピ系の詐欺まがいのことやってる方が大問題だろ。何がどうなったらこいつを五輪に関わってもらおうって発想に至るんだ
— オカメ八目@隠遁して300年、知らないうちにレベルMAXになってました (@hatch_mock) July 19, 2021
あれってママがお化けになっちゃったやつの人?あー……
なんか五輪さんの人選が神懸かっててアレ…よりによってそこぶち抜く?みたいな— かも@フリ博 (@coti_coti) July 19, 2021
のぶみ五輪に参加するって聞いてゾッとしてる最悪な育児著者じゃん選考基準どない
— ︎☺︎ (@m0__ri_i5589) July 19, 2021