【秀逸】福井県立図書館の覚え違いタイトル集に「ひとしきり笑った」ツイッターで話題に

年末年始の忙しさと緊張続きの日々に、疲れが出てきた人も多い頃。

ツイッターでは、「疲れたので福井県立図書館の「覚え違いタイトル集」見てひとしきり笑ってた。」という投稿が話題になっています。

ネットでは「めちゃめちゃ笑いましたwww」「これはすごい」と絶賛の声が耐えません。

図書館の提供するサービスなのに爆笑してしまう、福井県立図書館の「覚え違いタイトル集」とは?

福井県立図書館の覚え違いタイトル集

福井県立図書館のホームページ紹介されているこの「覚え違いタイトル集」

公式ホームページでは、うろ覚えの書籍のタイトルを見つけられるようにという配慮から「図書館のカウンターで出会った覚え違いしやすいタイトル、著者名などをリストにしました」と紹介されています。

その数684冊分。人それぞれに笑いのツボにハマる覚え間違いタイトルがあるようです。

この他にも面白い覚え間違いが多数確認されたので、一部をご紹介します。

出典:福井県立図書館

こうして見ていくと、レファレンスサービス(図書館員が訪問者の必要とする情報そのものあるいはそのために必要とされる資料を検索・提供・回答することによってこれを助ける業務)の威力を感じることができるはず。

こうしたサービスを利用すれば、図書館での本探しが格段に楽に、さらに本に対する見識が一気に広がるのを感じることもできます。検索者にとってはまさに痒いところに手が届く、素晴らしいシステム。

一般からの情報提供も受け付けており、今後も進化するものと見られます。

 覚え違いタイトル集への情報提供

「覚え間違いタイトル集」の掲載理由が深い

福井県立図書館では、このような「覚え違いタイトル集」をホームページに掲載している理由として、2点理由をあげています。それが、

・OPAC(館内マップ)での検索で、該当資料が見つけられず困っている人の手助けを行うため
・高い能力を持つレファレンスサービスの認知度を高めるために、ホームページにエンタテインメントコンテンツを持たせ、アクセスの流入を増やすため

結果として、同コンテンツは福井県立図書館の狙い通り、多くの人のために役立つコンテンツとして知られることとなりました。

レファレンスサービスの力、図書館の魅力を届ける良い手本としてこれからもこの「覚え違いタイトル集」が活躍していきそうです。

ネットの反応

私も司書資格を持っている者ですが、まったく探し当てられる自信がないです。 日々レファレンスに真剣に向き合ってらっしゃる賜物と思いますが、どうやって笑いをこらえてるのかすごく気になります。

こんなのでちゃんと目的の本をみつけるなんて図書館司書ってすごいですね。

司書課程で図書館行った時にちょうどおじさんが来て『ハイジとニコル』を探してと言ってたの思い出しました。 やっぱり現役で働いてる司書さんは推理力すごいですよね。 『ジキルとハイド』でした。

これは電車の中で見ちゃいけないやつ