大阪・関西万博でラトビア・リトアニアが共同で出展しているバルトパビリオン(セービングゾーン)で、展示されていた万博公式キャラクター「ミャクミャク」のフィギュアが盗難被害にあったことが16日、リトアニアの駐日大使のX(旧ツイッター)で明らかになりました。
バルト館のミャクミャク見つかった?
Xが投稿されたのは16日午前11時ころ。投稿者のリトアニアの駐日大使・オーレリウス・ジーカス氏。
ジーカス大使は、「とても寂しいことに、大阪万博のバルト館で一生懸命に仕事をしていたミャクミャクが突然消えてしまいました」と投稿。あわせて、ぬいぐるみが盗まれる瞬間を捉えた防犯カメラ映像も公開されました。
動画には、女性と見られる2人組がカウンターを見舞わせたかと思った次の瞬間、一人が展示カウンターに置かれたミャクミャクをさっとバッグに入れる様子が映っています。
現在ジーカス氏からの続報はなく、まだ見つかってはいない様子です。ネットでは「はやく帰ってきて」「きっと泣いてるよ」「ほしかったらお土産屋で買って、返しに来て」と犯人に対して訴えかけるコメントも多く寄せられています。
とても😔寂しいことに、大阪万博の🇱🇹🇱🇻バルト館で一生懸命に仕事をしていた❤️💙ミャクミャクは突然👜消えてしまいました#防犯カメラありがとう
— 駐日リトアニア🇱🇹大使Aurelijus Zykas オーレリウス・ジーカス (@AurelijusZykas) May 16, 2025
🕵️どこへいらっしゃっているのでしょうか?🤔
皆さん、見つかったら教えてください pic.twitter.com/YJemWTFLLU
犯人2人組の特徴から「特定早いはず」の声も
一方で、防犯カメラの映像が公開されたことにより、ネットでは画像が拡散。「通期パスや夏パスのチケット購入者なら、顔認証システムに対応しているため足がつく」「ほかのエリアの防犯カメラにも写っているはず」「来場者の記念写真に写りこんでいる可能性がある」といった理由からすぐ特定されるのでは、とSNSでは早期解決に期待する声が上がっています。
また「どんな人物が持ち去ったのか」プロファイリングしたコメントも。
その中でも多かったのは「盗みの常習犯だろう」というコメント。
「5秒くらいのところで、奥に人がいないか確認してて、手前の3人組が奥へ進んでいったタイミングで行動に移してるように見えるし、後から入ってくる2人組からはミャクミャクが見えないように2人で壁を作ってる感じがする。 その場の思いつきでやってるようには見えない。」
「これ、タイミングや手口を見ると確信犯だよね」
といった声も。ほかのパビリオンでも被害がないことを願う声や、純粋に万博を楽しんでほしい、という声。多くの人が愛着を持つ「ミャクミャク」の一日も早い帰還を願う声が、SNS上では今なお拡散し続けています。