小山田圭吾のいじめの内容とは?オリパラ人選でネット「何の冗談」皮肉の声も

2021年7月15日、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」開会式および閉会式のクリエイティブチームのメンバーが発表され、音楽監督の1人に小山田圭吾氏が選出。

注目の人選については早くから「趣向が万人受けする人選ではない」と言った声が上がる中で、こと小山田氏については過去の「同級生の陰惨ないじめ」を楽しげに語るサブカル誌が発掘され、ネット上では非難の声が上がっています。

小山田圭吾のいじめの内容とは?

問題となっているのは、今から25年ほど前に発行された音楽系サブカルチャー誌『ロッキンオンジャパン』(1994年1月号)と、『クイック・ジャパン』(95年3号)に掲載された、小学生から高校生の間に起こしていたと言う、いじめの内容と、語り口でした。

小山田:「あとやっぱりうち(母校)はいじめがほんとすごかったなあ」
記者:でも、いじめた方だって言ったじゃん。

小山田:「うん。いじめてた。けっこう今考えるとほんとすっごいヒドイことしてたわ。この場を借りてお詫びします(笑)だって、けっこうほんとキツイことしてたよ」

記者:やっちゃいけないことを。
小山田:「うん。もう人の道に反してること。だってもうほんとに全裸にしてグルグルに紐を巻いてオナニーさしてさ。ウンコを食わしたりさ。ウンコ食わした上にバックドロップしたりさ」

出典:「ロッキンオンジャパン」小山田圭吾2万字インタビュー(1994.1)

転校してきた学習障害や自閉症を持つ同級生の「どもり」や「粗相」と言った自分とは違うハンディキャップを持った人の「発語」や「粗相」「行動パターン」それらが奇行に見えたと言う小山田氏。

どこまで自分と違うのかを確かめたかったのか、服を脱がせて廊下を走らせたり、段ボールに閉じ込めて黒板消しを中で叩く、さらに蹴る、窒息させるなどの身体的な虐待も行っていたと言います。

「バックドロップやらしてと言うとやらせてくれる」「服を脱げって言うと脱ぐから」

「それは別にいじめてる感じじゃなかったんだけど。ま、いじめてるんだけど(笑)」

と、いじめを自覚していながらも、当時を含め、学生時代を回想しても罪悪感はあまりないと語っていました。

村田は、小学生の頃からいたんですよ。こいつはちょっとおかしいってのも分かってたし。だけど違うクラスだったから接触する機会がなかったんだけど、中学に入ると、同じクラスになったから。で、さまざまな奇行をするわけですよ。

ーそれは別にいじめてる感じじゃなかったんだけど。ま、いじめてるんだけど(笑)。いちおう、そいつにお願いする形にして、「バックドロップやらして」なんて言って(笑)、”ガ~ン!”とかやってたんだけど。

出典:「ロッキンオンジャパン」小山田圭吾2万字インタビュー(1994.1)

オリパラ人選でネット「何の冗談」皮肉の声

「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」開会式および閉会式のクリエイティブチームのメンバーには小山田氏以外にも個性派なメンバーが集結。

(劇作家・ショーディレクターの小林賢太郎、DJの田中知之(FPM)、楽曲プロデューサーのナカムラヒロシ(i-dep、Sotte Bosse)、美術監督の種田陽平、放送作家の樋口卓治 他)

今回の1件では、小山田氏の倫理観が五輪のポリシーに反している、と言う声が多数上がっています。

これについては脳科学者の茂木健一郎氏も16日のツイッターで「これはキツい。外すしかないかも」

「小山田圭吾さんのこと、この時点で音楽を変えるとか難しいとかいうことがあったら、やはりもはやご本人が出てきて会見なさって、あの時点の自分と今の自分は違う、深く反省して違った人間になっているということをおっしゃるしか、おさまり方はないように思う」と苦言を投稿。

一方、一部では25年前のサブカル氏を引用していることや、当時の文化等を踏まえ「こう言う風潮があった中での発言だから誇張した部分もある」「編集側の問題かもしれない」と、言葉の意味合いを額面通りに受け取ることに疑問を投げる声もあります。

「人柄≠楽曲なのも頭では分かってるんだけど、なんだかね」と、多くの人は気持ちが晴れない様子。

一週間後に迫るオリンピックを前に、ある人は「最後にとんでもない問題ぶっ込んできた・・」とため息も。呪われた五輪を揶揄する声は続きそうです。

ネットの反応