全小中学校にPC配置の理由は?1人1台に「教師の負担」など問題点が多数と指摘も

政府が全国の小中学校でパソコンかタブレット型端末を児童生徒が1台ずつ使えるよう、無償で配置する方針を固めている件に関し、今月27日、関連する予算は4000億円以上にのぼることなどが新たに明らかになりました。

これに対し、ネットでは「教師の負担が増えるのでは」「どうやって管理するんだ」といった疑問や、「目的がわからない」など非難の声が相次いでおり、PC配置に関する具体的な理由についての説明が求められています。

全小中学校にPC配置の理由や現状あげられている問題点についてまとめました。

全小中学校にPC配置の理由は?

政府は今回の配置に関する理由として、「IT教育の必要性に対するPC普及率の低さ」と説明。

その根底には「AI(人工知能)分野の人材を育成したい」考えがあることが今月11日の報道で明らかになっています。

政府関係者によれば「AIは今後、社会発展の鍵となる。最低限の知識や技能の底上げが急務だ」とのこと。

今後小中学校だけでなく高校、大学まで、あらゆる教育課程でAIに関する教育を行うとしており、教育プログラムの整備などを見越した土台形成と言えます。

政府は、全国の小中学校でパソコンかタブレット型端末を児童・生徒が1台ずつ使えるよう、無償で配置する方針を固めました。

IT教育の必要性が高まるなか、現在、公立の小中学校ではパソコンの普及率がおよそ5人あたり1台にとどまっています。これを受け、政府は全国の小中学生を対象に、パソコンやタブレット型端末を学校で1人1台使える環境を整備する方針を固めました。2024年度までの実現を目指します。出典:Yahoo!ニュース

政府はAI(人工知能)分野の人材を育成するため、小学校からIT教育の環境を整備することなどを盛り込んだ「AI戦略」を決定しました。

11日に決定した戦略では、AIなどに関する基礎知識を「読み・書き・そろばん」的な素養と位置付け、あらゆる教育課程でAIに関する教育を行うとしています。

小中学校、高校でも生徒1人1台が端末を活用する授業を実施するほか、大学では文系・理系を問わずすべての大学生がAIの基礎を学ぶ全国共通のカリキュラムを今年度中に作成します。政府関係者は「AIは今後、社会発展の鍵となる。最低限の知識や技能の底上げが急務だ」と話しています。出典:ANNチャンネル

1人1台に「教師の負担」など問題点が多数と指摘

しかし、これだけでは4000億円を投じてまで1人1台のPCを配置する理由としては納得のいく人ばかりではない様です。

ツイッターではすでに「教師の負担は」「メンテナンスは誰がするのか」など、技術面や管理面等で様々な問題が指摘されています。

1人1台設置で問題は

現時点で、ネット等で上がっているのは以下の様な問題。

子どもに一人一台のPCを導入して、教員の負担はどれくらい増えるまたは減るのか(というデータがない)

各学校のセキュリティ、システムの更新、システム管理などは誰が行うのか

5年も経てば型落ちだし、壊れる。その後どうしていくのか

週に数時間しか使用しないのであれば意味がない(経費の無駄)

など。

特に教師の負担面では、すでに1人1台タブレットPC配布が行われている学校において現実に指摘があり、今後の推進に伴って避けては通れない問題となりそうです。

ネットの反応