【イートインで虚偽申告】正義マン叩きが物議・店員の「控えめに言って地獄」軽減税率の裏が色々ひどい

2019年10月1日から始まった消費税増税。増税負担を軽くするために軽減税率やキャッシュレス還元、ポイント還元などの複雑な税率計算が適用される中、施行による負担の声も出始めています。

今回問題となっているのは、

イートインで「軽減税率を利用するために虚偽申告」する客がおり、その不正を店員に報告する人「正義マン」がいる

という事例への対応。

実際にとある店員の悩みがTwitterで公開され物議を呼ぶことに。今後軽減税率の規定の「不完全さ」に厳しい視線が投げかけられそうです。

「イートインで虚偽申告」に店員「控えめに言って地獄」

問題となっているのは、以下のツイート。

ツイート内容は「店員さん、あの人家で食べるって言ったのに店で食べてますよ!」と報告する客への対応に苦慮している状況がある、という報告。

虚偽申告を店員に伝える第三者の人を「正義マン」と呼び、店員としては「報告されても困る」「逐一報告しないで」という心境のよう。

これに対し、ネットでは店員に対し同情の目が向けられ、

  • いつだって被害を被るのは前線に立たされるサービス業……(白目)
  • だから、「正義マン」が面倒なのと、「持ち帰りに切り替えたい」とか言い出す奴ら それらの相手をするのはお店の人。 応対のコストは国から出してもらわんと。

と言った声のほか、

  • 店に『正義マンの受付は致しません。』って貼り紙が必要。何か言ってきたら「気になるのでしたらご自身でお話しされては?」と返す。
  • 他人の得=自分の不利益 って勘違いしてる人多いよな イートイン正義マンは多分そういう人
  • お持ち帰りなのに店で食べてますよって他人のことを店員に注意してほしい謎の正義マンのツイートのリプライに「なんかもやっとする」とか正義マン沸いててもう地獄が始まってる 絶対統一した方がよかった

報告者を疎ましがる声も出ることに。

事実上、違反者に罰則がなく店員さんにとっては「何もできない」状況なのですが、こうした情報が客側に認知されていないことも、トラブルの一因と見られます。

非難の矛先がズレるほど軽減税率の裏が色々ひどい?

一方で、ここまで店員の負担が大きくなるのは「正義マン」のせいではないと反論が。

「正しいことをしている人が非難されることに驚く」「本当に悪いのは違反している人とこの中途半端な政策を出した国」という指摘があります。

とは言え、イートインに関するトラブルは店員さんにとって間違いなく負担になりそう。

具体的な対策・対応方法が決まらない限り巻き込まれ負担が続くことは予想されます。

ネットではトラブル回避の様々な対策案も