12日未明、1台のスポーツカーが所有者の目の前で盗難された事件。組織的とみられる悪質な窃盗にもかかわらず、1日で無事に発見されたことが明らかになりました。
現在は警察署で保管され、一安心。最悪の場合数日で「解体されて」捜索ができなくなるケースもある中で発見を後押ししたのは、Twitterの力かもしれません。
スポーツカー窃盗の犯人逮捕は?
スポーツカー(マツダのスポーツカー『RX-7』)の窃盗が起きたのは名古屋市中村区烏森町のコインパーキングで、時刻は12日午前1時すぎ。
靴から上下の服まで全身黒づくめで、車の所有者が撮影した動画にはドアを開けたまま慌てて走り去る様子が映し出されています。
所有者の男性によると、犯人逮捕にはまだ至っていない様です。犯行の手口の中には、車を取り戻しても再度窃盗を試みる者がいる、という情報もあることから、未だ近くに潜伏している可能性もあ流のでしょう。
文字だと言いたいこと言えてるか不安ですが、これだけは言いたい。
ありがとう。 pic.twitter.com/PdXD42N7Jr— なお (@NGO_fd3s) July 13, 2021
車が見つかったのは稲沢市のコインパーキングでした。
今回は沢山拡散された影響もあるかもしれないですが、コインパーキングに何日間か寝かせる説濃厚です。
ちょっと昨日、今日と寝れてないので今日は沢山寝させてもらいます。本当にありがとうございました。
おやすみなさい。 pic.twitter.com/uGD4Eip6uQ
— なお (@NGO_fd3s) July 13, 2021
捜索にはTwitterでの拡散とアドバイスも
今回の事故により所有者の男性が咄嗟に撮影した動画は、Twitterを通じ一気に拡散。犯行の決定的瞬間をメディアがTVやWEB媒体で報じたことでも、より多くの人の目に触れることとなりました。
所有者の男性は愛車の発見後、「友人、知人の情報拡散や、情報提供の呼びかけのおかげで早期発見ができました。」とTwitterで報告。
「これを機に盗難対策にも気付けました」と心境を吐露しました。
情報拡散によって、Twitterのリプライには「今OO周辺で捜索にあたってます」「税関に連絡しましたか」「市内のコインパーキングにまだあるかもしれません」など、有志の声が殺到。
リオプライには捜索の手伝いから情報提供、窃盗グループの行動を予測した捜索ポイントのアドバイス、そして盗難防止のためのアドバイスなど、様々なものが寄せられました。
驚くべきことに、「犯行後は(盗難車を)海外に送る前にコインパーキングに寝かせるから、名古屋市中のコインパーキングを調べたほうがいい」と言ったアドバイスは的中しているものも。
発見者については明かされていないものの、Twitterを通じた多くの有志の協力が早期発見につながったことは間違いなさそうです。
さらに、恐ろしいことにTwitterでは別の盗難車を公園で見つけたけど・・という別の窃盗事件に遭った車の情報も流れており、車の盗難被害の多さを物語っている様でした。
所有者の男性は「いまだに被害に遭われている方もいます。(こうした被害の実態があることを)他人事だと思わず拡散だけでもしてほしいです。」と呼びかけています。