「テレビが見たい」その一心で…小学生が制限装置を改造 理系進学のきっかけになった体験が話題に」

「観たい一心で、親がいない時に分解して配線を調べて…」
SNSで話題になっているのは、子どもの頃に親にテレビを制限されていた投稿者が、独自の工夫でその装置を“突破”、それが原点となり理系に進むきっかけにもなったというエピソード。
その熱意と行動力に「原動力の大切さがわかる」「親も子も天才すぎる」といった称賛が集まっています。

“旅館仕様”のテレビを改造…親にバレず自由に視聴

投稿者のうらわのわさん(@urawanowa)によると、小学生の頃、テレビを自由に見られないようにと、**自宅のテレビに「お金を入れないと見られない装置(いわゆる旅館仕様)」**が取り付けられていたそうです。

小学生の頃、俺に自由にテレビ観させないために、うちの親が我が家のテレビにこれ付けた。
観たい一心で、親がいない時にこっそりこの装置分解して、配線調べて、好きな時に無料で見られるように改造したのが、自分が理系に進むきっかけ。

仕組みは「原始的」だったと語る投稿者。
装置に入っていたお金には手をつけず、共働きの両親が不在の時間帯にだけこっそりテレビを楽しんでいたとのこと。

入っているお金には手をつけないのが秘訣。親が帰ってきたら知らん顔してました。今思えばずるい子ども😂

この経験が、理系の道に進む原点になったと振り返っています。

「天才の発想」「親も理系」納得と称賛の声が続々

投稿には、「すごすぎる…!」「取り付ける親も、改造する子もどっちもまあまあブッ飛んでいて、どっちもすごい」と、親子そろって“理系っぷり”を褒める声が続出。

「分解して調べたのすげぇ、そして羨ましい理系出身者🤩」
「取り付ける親もなかなかですが、その状況を打破してしまう情熱と行動力は尊敬に値します。」

また、テレビを制限されたことによりきっかけが生まれたことについても「人って自由を奪われたときにはじめて本気を出すよね。」「欲求って時にすごい力を出す。」「まさに”必要は発明の母”」と、すごい力の原動力に驚きや納得の声も上がりました。

また、「自分も昔こんなことをした」と共感を寄せる人たちも。

「テレビの話に比べたらレベル低いが、親にACアダプターのメガネケーブル隠されたら他の家電から流用した。
ポートの開放を必死に調べた記憶ある。」

「そういえば、子供のころ自分用のテレビが欲しくて捨ててあったテレビを直したのがアナログ回路屋になったきっかけかもしれない。何故か父親がいろんなメーカーのテレビの回路図集もってた。」

子ども時代に、このような“必死の工夫”エピソードをした人には、やはり同じように理系の道に進んだという声も。

「きっかけって面白い」「なんだこのレベルの高い会話は」などと話題が広がっています。

単なる「テレビが見たい」という思いから始まった試行錯誤が、やがて進路を変える原動力になる
“原体験の力”を改めて感じさせるエピソードでした。