10月27日に第3子男児を出産したタレントの小森純さんが8日までに自身のインスタグラムを更新。「大手ハウスメーカーでも外れくじを引くとこうなります」と築5年半の自宅に深刻な欠陥があったことを公表すると「住宅は怖いな」「これメーカー晒してもいいのでは」などの声が上がっています。
小森純のハウスメーカーはどこ?
この投稿をInstagramで見る
小森さんは7日、ストーリーズに「やばすぎます。」というコメントともに自宅床下の複数の画像と動画を公開しました。
「観覧注意 2カ月前から徐々にコバエが湧き出して、発生源がキッチンだと分かり、業者さんを呼んで本日キッチン下をはがしてもらいました(中略)これ、相当やばくないですか??」の言葉と共に流されたのは、住宅2階のキッチン床の様子を写した画像と動画。「相当やばくないですか」という言葉の通り、そこには無数の小バエに加え、黒かびで覆われ穴の空いた床材の様子などが映し出されていました。
出典:小森純Instagram(@jun.komori1122)ストーリーより。黒っぽいところが黒かびで腐った床とみられる。
「今2階はものすごく下水くさいです」
「小さい子供たちにカビを吸わせてると思うだけでも恐怖です」
と健康被害についても吐露し、今後の生活への懸念を示す小森さん。
「どこまで補償できるのかを、これから話し合います。産後1週間弱でこれはキツイです。。」
メーカー保証だけで収まらない?
「大手ハウスメーカー 理由・ネジの締めが甘かった。。。嘘みたいな本当の話し。第三者機関を入れます」「手抜きというかミスなんでしょうけど、素人からすると本当に悪意すら感じてしまいます。」
アフターフォローで発覚したというこの問題。キッチン下床のネジの締めに問題があったほか、パイプ自体も短いことがわかったとのこと。直接的な原因はキッチンの汚水が漏れたものと読み取れます。
ほとんどの優良ハウスメーカーは「アフターフォロー」が存在し、見つかった欠陥は無料で対応してくれます。当然今回の床材なども全て住宅メーカーが保証を行うでしょう。しかし発生した小蠅の処理や、小蠅が入ったブラインド、住宅に染みついた匂いなどまで保証がされるかは今後の話し合い次第でしょう。場合によってはメーカー保証外の出費もあり得るかもしれません。
出典:小森純Instagram(@jun.komori1122)ストーリーより。
「大手の公表もあり」「とんだギャンブル」ネット同情も
ストーリーでの報告によると、小森さんの住宅について今後の対応についてはメーカーと話し合い、1日も早く住めるように調整を進める構えだそう。住宅メーカーの上層部の人物からの謝罪予定があるとしながらも、「謝罪なんかいらないんで、一日も早く住み続けられる家に直して欲しいです。 そしてこの下水くさい家を元に戻してほしいです」と不信感も露わにしています。
住宅メーカーの名は明らかにしていませんが、大手住宅メーカーは限定される他「キッチンはクッチーナ」「床材」「ドア」「ブラインド」と言ったアイテムから、A社であることはほぼ間違いない様子。(アルファベットはイニシャルとは無関係)ストーリー内の質問に「A社で建てたのですが、同様の症状があります」といった問い合わせを引用しています。
この投稿をInstagramで見る
とはいえ、どのような口コミサイトを見ても大手ハウスメーカーでこうした住宅の欠陥が起きる確率は一定数報告があり、メーカーの信頼だけでなく、地域ごとの下請けの質でも差が出る傾向があります。しかし新築住宅は必ず引渡し前に営業・現場監督が揃って検査を行うもの。監督責任は明らかにハウスメーカーにあるため、今後は真摯な対応が求められるでしょう。
一連の報告に、ネットでは「ハウスメーカーの名前晒してもいいんじゃないの」「住宅を建てるときは現場に頻繁に顔を出さないとダメだな」といった同情の声も上がっています。これまでに何枚もの自宅内での暖かい家庭の様子を写した写真を投稿している小森さんは5年前の新築当初、次のように投稿していました。
「新たな思い出作り。
君たちのことを沢山かんがえた🏠。
君たちの人生の一番大切な時期をここで過ごすんだろうな。
家族みんなで。
仲良くね。
暖かくね。」
暖かな家庭を悪夢に変えた欠陥工事。当該ハウスメーカーは速やかに対応をするべきでしょう。