アメリカのワシントン・タイムズは26日、コロナウイルスによる新型肺炎の感染源として「中国科学院武漢病毒研究所での秘密の研究開発に関連しているかもしれない」と報じました。
これを唱えたのは、イスラエルの生物学的戦争の専門家。
信じがたい話ですが、ツイッターではこの「中国科学院武漢病毒研究所から漏れた説」が徐々に拡散しています。
米紙が報じた情報とは?
武漢病毒研究所から生物兵器が「漏れた」?
ワシントン・タイムズによると、中国の生物兵器を研究している元イスラエル軍情報官のダニー・ショーハム氏は、今回のパンデミックの原因として「中国科学院武漢病毒研究所」の名をあげています。
中国科学院武漢病毒研究所とは
正式名称は「中国科学院武汉病毒研究所」
世界でも トップクラスの
バイオセーフティーレベル4の実験室を持つ研究所です。
(実験のために1500株以上の各種ウイルスの分離株がストックしてあるそうです pic.twitter.com/buCqMrSbiv— ゆう光の射す方へspoon✨プラス縁ある方へ✨新時代へ✨ (@Y21436500) January 25, 2020
2018年に設立し、「最高のセキュリティレベル」をうたっている。
【武汉拥有全中国最先进病毒实验室】
【 “中国人的病毒防护墙”】
武汉防疫工作 “有目共睹”,但原来早于2018年,中国首个“P4实验室”已在武汉正式运作,这是人类迄今为止能建造的生物安全防护等级最高的实验室。政府的宣传片这么介绍 : “ 守护国民的大国重器”,“中国人的病毒防护墙”。#厉害了我的国 pic.twitter.com/77dS7EUbCP— 自由亚洲电台 (@RFA_Chinese) January 21, 2020
ダニー・ショーハム氏はワシントン・タイムズ紙に対し、
「中国科学院武漢病毒研究所」は武漢市には中国で最も進んだウイルス研究所。唯一バイオセーフティーレベル4(致命的レベルの)ウイルスを扱うことができる研究室である。
↓
アメリカ政府は、中国政府が機密事項として生物兵器を研究している可能性を疑っており、過去にも注意しているが返答は得られていない。
↓
コロナウイルスは研究室から発生したと考えられる。
↓
犠牲者が武漢市に集中しているそのエリアに、中国科学院武汉病毒研究所が位置している→感染ルートとして矛盾しない
などとメールでコメントしています。
以下原文
The deadly animal virus epidemic spreading globally may have originated in a Wuhan laboratory linked to China’s covert biological weapons program, according to an Israeli biological warfare expert.
Radio Free Asia this week rebroadcast a local Wuhan television report from 2015 showing China’s most advanced virus research laboratory known the Wuhan Institute of Virology, Radio Free Asia reported.
The laboratory is the only declared site in China capable of working with deadly viruses.
(出典:washingtontimes.com)
2017年には研究者らが「中国文化が漏洩事故に繋がる恐れ」予見していた
ネイチャー誌によると、SARSは北京の研究所から漏れたものだった。そして、武漢ウィルス研究所がオープンする前の2017年、研究者達は同誌に中国文化がウィルス漏洩事故に繋がる恐れを訴えていた。まさか
US warned virus could ‘escape’ from lab near coronavirus epicentre https://t.co/hXLpBoJRxA— 山岡鉄秀 (@jcn92977110) January 25, 2020
中国当局ではこれまでのところ、コロナウイルスの感染源について「野生動物が感染源」であり、その動物たちの体液やふんに含まれるコロナウイルスを吸い込んで感染したと発表しています。
新華社は28日、調査で「武漢華南海鮮市場」でウイルスが大量に検出されたとも報じており、今後の調査でどのように発表されるかにも注目が集まります。
【1月28日 Xinhua News(新華社)】中国疾病予防抑制センターのウイルス病予防抑制所は、湖北省(Hubei)武漢市(Wuhan)にある武漢華南海鮮市場の環境サンプル585点を検査した結果、その中の33点に新型コロナウイルスの核酸が含まれていることを突き止めた。また、陽性の環境サンプルからウイルスを分離することに成功し、ウイルスの感染源が同市場で売られていた野生動物であることを裏付けた。26日、ウイルス病予防抑制所への取材で明らかになった。出典:AFP[武漢市の華南海鮮市場で新型コロナウイルスを大量検出]
一方で、武漢市の市長が「中国当局の対応の遅さ」を指摘するかのような発言もあり、感染源には真相の追求が必要とみられます。
WHO「世界的に高レベル」訂正と事務的ミスを報告
しかし、WHOが26日に更新した見解では、コロナウイルスによるリスク評価(危険度)は、
「中国では非常に高い、周辺地域では高い、世界的に見て高い」という結果。
22日から25日にかけて世界的に見て「低い」としていたリスクも現在は引き上げられており、
世界保健機関(WHO)緊急委員会のメンバーである喜田宏北海道大特別招聘教授は
現在報告されている感染者の数が「氷山の一角」であるという見方を示しました。
緊急事態宣言は変わらず出さない方針とのこと(27日時点)。
また感染対策については、WHOはこれまで同様「手洗いの徹底」を提言しています。
空港での検査が必要としたものの、渡航制限は未だ検討段階にあります。
ネットの反応
中国のコロナウィルスの感染源は「武漢病毒研究所」というウィルス研究所だとの指摘が出ている。あり得る事ではあるが、調べるとこの情報はイスラエルの元軍事情報官がワシントン・タイムズ(統一協会系)で述べたものらしい。どうもきな臭い。情報戦の陰。両建抗争に注意。冷静に見極めるべきである。
— 菊池 (@kikuchi_8) January 26, 2020
うちの病院、既に先週、武漢の隣から来たという熱発の患者が約2名受診。
1人の先生はサッと診察をし、薬だけ出してサッサと帰ってもらうという対応。
もう1人の先生は自分だけN95をつけて診察するという荒業をやってのけた・・・
あえて、コメントはしないが・・・
もう日本は侵されているということ。— 日埜 魅子 (@_hinomiko) January 26, 2020
外に遊びに行けなくて、ずっと部屋にいるのがつまらないので
・窓から大声で叫んでみたり
・水槽で釣りをしたり
・マスクしたままストローでお茶を飲んでみたり
・人形と一緒に食事をしたり
・1人でマージャンをしてみたり(動画撮ってる人とやれば?)してる武漢の人々
がんばれ pic.twitter.com/FmfcrAOyik
— じん@武漢 (@jin00001) January 26, 2020