民家や公園、山や川での遊びなど、様々なところで毎年被害が報告される「スズメバチ被害」。
これに対抗するライフハックをTwitterですぽんちゅ(@OGmk23797)さんが公開し、その意外な方法が話題となっています。
材料さえあれば簡単にできてしまうのに、驚きの効果があるそのライフハックとは?
スズメバチがカルピス巨峰で「ペットボトルの半分まで獲れる」
野の知恵、山の知恵を紹介しているマタギ(狩猟)アカウントとして様々なライフハックを紹介しているすぽんちゅ(@OGmk23797)さんですが、今回は「カルピス(巨峰味)」を使ったスズメバチに関するライフハックを紹介。
2センチ幅で上下に開き窓を作り(下記作り方参照)、ペットボトルにカルピス(巨峰味)を入れると、匂いがスズメバチを誘い、上下にしか移動できないスズメバチはそのまま溺れてしまうそう。
誘引剤の中でも「カルピス(巨峰味)」を使った成功率がとても高いことも実証しています。
スズメバチに関するライフハックその3。
スズメバチには葡萄味が効く。
5〜6月頃、ペットボトルを切ってトラップにしたやつに、安いワインか、グレープ味のカルピスを入れておくと、スズメバチを大量に駆除できる。
溺死してるスズメバチはみな女王蜂なので、この時期に駆除すると効率がいい。 pic.twitter.com/vvcbzPkz0w
— すぽんちゅ (@OGmk23797) November 8, 2020
もっと言えば、スズメバチのトラップとしては、巨峰味のカルピスが一番効く。ワインもいいし、Welchもいいが、中でも巨峰カルピスは、養蜂家の間ではスズメバチ用集蜂剤扱いされる程、段違いに効く。
なかなか入手しづらいが、巨峰カルピスを使うと、2Lペットボトルに半分はスズメバチが入る。 pic.twitter.com/7gbTH0W2ZY
— すぽんちゅ (@OGmk23797) November 8, 2020
ちなみに、これが実際に巨峰味カルピスを誘引液として使った際の写真。かなり虫注意&グロ注意。
最初のツイートに使ったワインよりも、格段にオオスズメバチが入ってるのがわかるだろう。
最終的にこのトラップは半分の位置までオオスズメバチで埋まったほど。
オオスズメバチには巨峰カルピス。 pic.twitter.com/0Z73avYlyA
— すぽんちゅ (@OGmk23797) November 8, 2020
作り方はこのような形。
作り方 pic.twitter.com/xxYvHBGA3Z
— 兀庵兀庵荘 (@gX0nc6M38neuZ9a) November 8, 2020
罠の扱いには注意も
上記のような罠を作ると、巣作りを行う女王蜂を駆除できるため、ハチに刺される被害や、養蜂場で飼育しているミツバチが襲われるといった被害もなくせるメリットがある一方、
<<ベクターケースファイルという漫画ですが、オオスズメバチを駆除しすぎるとその捕食対象の虫が増えてかえって虫害が増えるとありました。>>
<<ハチを退治してしまったら、カナブンとカメムシがものすごく増えて家庭菜園の葉っぱを食い荒らされるようになりました。>>
<<一度刺されているのでアナフィラキシーショックが怖くて退治していますが、食物連鎖を崩してしまうのは本当は問題があるのだろうなとは思っています。>>
無闇に駆除することで生態系のバランスが崩れ、スズメバチが捕食するはずだった害虫が増えて農作物に被害が出るケースもあるといった情報もコメントに寄せられました。
とはいえ、スズメバチの問題は養蜂家やアナフィラキシーショックが心配な人々にとっては死活問題。
濫用はできないまでも、被害に悩む人々にとっては救世主とも言えるべき材料かもしれません。
ネットの反応
外から失礼します。
梅雨前までと、女王の越冬前の今頃の時期がオススメですね。
うちのレシピはコーラと焼酎と酢です。— ピカイアのKen.co (@Kencorin) November 8, 2020
養蜂家だから仕方ないよね
蜜蜂の天敵だもん寄ってくる分は駆除せざるを得ないよね
うまく棲み分けれればいいんだけどね— マンメンミ (@oirawaGRANjanee) November 9, 2020
アメリカ人に教えてあげたいですね。https://t.co/7f082wNuHp
— ポンドルの人 (@pondorunohito) November 8, 2020