立花孝志(N国党)の首長選に出馬の理由「メリットしかないから」がヤバすぎ・神奈川 海老名市長選の当選確率についても

2019年10月27日、参院埼玉選挙区補欠選挙の開票結果が発表され、▽上田清司(無所属、新、当選)106万5390票▽立花孝志(NHKから国民を守る党、前)16万8289票で前の埼玉県知事の上田氏が立花党首を破って初めての当選を果たしました。

立花党首は敗因理由を「投票率の低さ(確定投票率は20.81%)」「組織票」としていますが、11月に再び勝ち目のない海老名市長選への立候補を表明。

ネットでは「勝ち目。。」「何がしたいの?」といったコメントで荒れる中、立花党首のYouTube配信でその理由が明らかに・・。

今回は立花党首がなぜ首長選に出続けるのか、またやN国党のメンバーを全国で立候補(要請)させ続けているのかをまとめました。

立花孝志(N国党)の首長選へ出馬の理由「メリットしかない」

参院埼玉選挙区補欠選挙の開票結果では得票数に大差をつけた上田氏でしたが、立花党首はこれに対し「なんの痛みもない」とコメント。

むしろメリットしかなく、今後も衆院選や首長選といった「選挙にガンガン出続けることが僕の仕事」と明言しました。

出馬にはメリットしかない、とはどういうことなのか?立花投手はその理由をYouTubeの配信で明らかにしました。

立花党首が出馬で得られるメリット

立花党首の語った選挙出馬のメリット

  • 得票率が10%を超えると、制度により2~3ヶ月後に供託金(参院選の場合は300万円)が全額返金される=プラマイゼロ。
  • さらに、1票につき80円の手当が2~3年間、毎年自分の作成した支部の口座に振り込まれる。
  • 仮に2万票を得て落選した場合、160万円が2~3年の間毎年振り込まれる仕組み。
  • このプラスのお金を生かして自分の次の選挙のための活動費に当てることができる。
  • →知名度を上げることができる
  • 出馬することで数字(データ)が得られ、戦略を立てることができる。
  • 公認候補になり、市議会議員(地方議員)の保証がついてくる可能性が高い

など。

こうしたメリットを上げる中で立花氏は「供託金の金額は(一般的には出馬のハードルになっているが)自己投資でしかない」といいます。

N国党で選挙に立候補するイケメン・美女を募集中

さらに、動画配信では「今後N国党から立候補する人を募集」しているといいます。

「人は見た目による」という確証の元、イケメンまたは美女で一芸に秀でた人材を探しているとのこと。

立花氏によれば

  • 25歳以上のイケメンまたは美女
  • 供託金(300万円)を自己捻出できるだけの経済力または人望をもつ者

である以外、

  • 学歴関係なしでも良い
  • 政治知識必要なし、むしろわからない方がいい

とのこと。

地方議員出身の立花党首が言うだけに説得力はありますが、若者にとってはかなりの衝撃度、そしてチャンスであることは間違いなさそうです。

これにより全国にN国の支部ができれば、結果的に知名度はさらに上がり、N国党のイメージが変わってくることに。

現在の嘲笑の対象から180度見方を変える人が出てくる可能性もありそうです。

海老名市長選の当選確率は

ちなみに、11月に投開票が行われる神奈川県海老名市長選についても立候補を表明している立花氏。

海老名市長選は現職の▽内野優市長(63)が5選を目指し立候補を表明している他、海老名市で地域活性化プロデューサーなどの活動や文化人としてテレビやラジオにも出演し活躍している▽氏家秀太氏(52)が出馬表明しており、当選はほぼ不可能とも言える現状。

左:内野優市長,右:氏家秀太氏(出典:wikipedia,日刊スポーツ)

しかし上記の通り立花氏は選挙に出ることを仕事と捉えており、いかに得票数を得るかと言う所に集中しているように見えます。

立花氏らはこうした自分たちの出馬を「ビジネス」と捉えており、こう名言するのはおそらく政治家の中で初めてのこと。

「選挙に出続けることが重要。(海老名市長選落選の場合)小金井市市長選(12月8日投開票)とか、出られる首長選挙には、ほぼほぼ自分が立候補する」

右肩上がりと説明する党の人気はどこまで伸びるのか、今後の影響力の広がりに注目です。

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