ロシアでメチルアルコール飲み死亡「消毒液に誤って混入」がヤバすぎると話題に

ロシアのシベリアで、ウォッカの代わりに手の消毒液を飲んだ9人が死亡する事故が起きていたことが9日、ANNニュースによって報じられました。

シベリアのヤクーツク近郊で開かれた宴会の席で、酒の代わりに飲んだと見られる9名が飲んだのは消毒液9リットル。しかも誤って劇薬であるメタノールが69%含まれていたことで尊い命を失ったのでした。

【定期】ロシアでメチルアルコール飲み死亡

事故をまとめると

・宴会で消毒を飲んだ9名

・消毒液にはアルコールではなく、消毒液として禁止されている劇物メタノールが高濃度含まれていた

・9人は体の機能不全で死亡

なんとも悲惨な事故ですが、今回に限らず酒の代わりにメタノールを飲み病院に搬送される人は世界各国で絶えません。

言わずもがな、消毒液のアルコールは酒と異なり「イソプロピルアルコール」が含まれ、人体にダメージを与えるため飲料として適さないのです。

今回の事故では消毒液として適さない劇薬のメタノールも含まれていました。メタノール「は使ってはいけない手指消毒剤」として指定されている劇薬であり、中毒、死亡事例を引き起こすケースが報告されています。

ロシアの保健当局は7日、この商品の回収に乗り出し、消毒液を飲まないよう警告を出しています。

ロシアのシベリアで、ウォッカの代わりに手の消毒液を飲んだ9人が死亡した。消毒液には猛毒のメチルアルコールが含まれていて、保健当局が回収に乗り出している。

地元メディアによると、先月下旬、シベリアのヤクーツク近郊で宴会が開かれ、ウォッカの代わりに消毒液数リットルを飲んだ9人全員が死亡した。診察した医師は「猛毒によって生命維持に必要な身体の機能が不全に陥った」と話している。

当時、周辺の地域では新型コロナウイルスの対策などで酒類の販売が制限されていた。この消毒液には一般的に用いられるエチルアルコールではなく、猛毒のメチルアルコールが69%含まれていたという。パッケージにはメチルアルコールの記載がないため、ロシアの保健当局は7日、この商品の回収に乗り出し、消毒液を飲まないよう警告を出している。(ANNニュース)

「消毒液に誤ってメタノール混入」がヤバすぎると話題に

ネットでは「もそも消毒液を飲む事自体間違ってるし、何より消毒液がメチルアルコールとか正気の沙汰とは思えない・・」と飲む側にも、販売する側にも驚きの声が上がっています。

実は「消毒液を飲む」事故は海外では「またか」な事故。その理由は次のようになります。

消毒液を飲む人が絶えないわけ

ネットにおいて自ら消毒液を飲むケースは大きく分けると

①コロナ対策として除菌目的で飲用

②酒がわりとして飲用

の2つ。

しかしいずれも明確に「危険」として保健局から警告が発令されています。

①の除菌目的の飲用については「体内からの除菌はできない」ということが医学的に通知されています。

しかしSNSを通じた偽情報により、これまでにも多くの人が飲用し病院送りに。貧困層や情報の乏しい地域では正しい情報が行き届かず被害が拡大しているようです。

学術誌「American Journal of Tropical Medicine and Hygiene」に掲載されたこの研究によると、ソーシャルメディアで拡散された偽情報に従った結果、約5800人が病院に搬送された。

犠牲者の多くはメタノールなどアルコール性の消毒製品を飲んだことが原因で亡くなった。これらの製品で新型ウイルスが治療できると誤って信じていたという。出典:BBC

また、酒代わりに飲むことも危険。消毒液には毒性のあるものも少なくありません。

例えばイソプロパノール(イソプロピルアルコール)は消毒の効果はあるとされているものの、エタノールと比べて毒性が強いものもあり、解毒のために体に負荷をかけることが知られています。

消毒液を飲むのも、エタノール以外の消毒液を使うのも、どちらも危険。

成分表の未記入は危険

しかしどちらかというと、「消毒液にうっかりメタノール入ってました」の方が大惨事。

成分表の記載がないものには危険が孕んでいます。

消毒液は成分表にしっかり明記がされているものを選んだ方が良いでしょう。

ネットの反応