小林麻央さんへの宗教勧誘の実態とは・海老蔵「本当に大変だった」思い語る

歌舞伎俳優の市川海老蔵が2021年7月13日、公式YouTubeチャンネル「EBIZO TV 市川團十郎 白猿」で新たな動画を公開

間も無く神道の五年祭を迎えるにあたり、妻の故・小林麻央さんが闘病中だった頃に受けた宗教勧誘の様子についてなど、これまで明かさなかった苦労体験を語りました。

小林麻央さんへの宗教勧誘の実態とは

「【4年】母親の大事さ。やっぱり考えるよね。」のタイトルで語られた動画。

これまでの5年間を振り返り「本当に大変だった」時間を乗り越え、当時に比べれば、少し落ち着いてきた、と言う海老蔵さん。当時を振り返り、宗教団体の強烈な勧誘に遭ったことを回想しました。

5年前に麻央さんが病気になったことを世間から隠し通せなくなり、記者会見を開かざるを得なくなった翌日。

自宅前に宗教団体が集まる様になり、その数は1日に5件にも上ったと言います。

スタッフの男性:「ああ、思いだす・・宗教勧誘のおばちゃん・・」

海老蔵:「(宗教の)すっごい傷ついたけど、骨が折れるとちょっと厚くなるでしょ?(そんな感じで)傷ついて傷ついて傷ついて・・これ以上どうやって傷つけんの?って笑」

と、海老蔵さんは当時の異常な状態を振り返りました。

宗教団体らから受けた勧誘文句の内容は明かされませんでしたが、「1軒屋だと(生活)できないなって思った」「普通の人は心折れると思った・・」と吐露。一方で、

海老蔵:「ま、でも、もうすぐこういうの無くなるね。」「やっぱり、無責任すぎる。発言する人たちが。」

と、宗教団体を一蹴。「(普通の人は心折れるけど)幸い普通じゃないからw」と達観した笑顔を見せました。

海老蔵「本当に大変だった」思い語る

普段からスキャンダルの度にマスコミが自宅前に殺到し、自宅から全く出られなくなると言うことがあったと言いますが、その中でも麻央さんの闘病の期間は宗教の一件を含め、心身共に辛かった、と言います。

海老蔵さんは自身でも「写真を見ると、この期間、ものすっごく老けたなって思う。白髪もものすごい増えたし・・」と体調の変化も著しかったことを振り返りました。

和かな海老蔵さんは、妻のいない現在とこれからについて、次の様に語りました。

海老蔵「風化させてはいけないなって」

麻央さん亡き後、男手1つで2人の子供たちを育てていく中で、「俺はまぁ、なんとかなるよ・・子供たちだよね」と、海老蔵さん。

子供たちの気持ちに寄り添うために、麻央さんのいない生活に慣れてしまわないよう、気をつけているのだと言います。

海老蔵:「子供たちにとって母親がいないってさ。。俺、男じゃん。正直、親父がいないほうが良いんじゃないかって思うわけ。」

海老蔵:「人によるだろうけどさ、母親って、温もりとか、愛とか、、何者にも変えがたいものかな。でも、彼ら(子供たち)は味わったことがないから。」

特に、「麻央は愛情を人に与えたい人だから」としながら、「得られるはずだったものを得られないわけだから・・気持ちは(過去に)戻ってしまう」とつぶやきました。

ネットでは、麻央さんと子供たちへの思いの強さが分かるとして「海老蔵さんはしっかりお母さんの役割してるとほんとそう思います」「『母親の温もりを』と出てくるところが、いつも子供達のことを考えてるんですね。」など、子育て世代からの励ましの声も上がっています。