外国人から「車売って」盗難されるの?チラシや名刺の積極営業がネットで物議

「勝手に敷地内侵入」「みなさん気をつけて!」この様な言葉とともに、画像を添えたツイートがSNSで話題となっています。

どうやら、海外ルートを持つ外国籍バイヤーが個人売買してくれる車を探し、他人の居住地内に進入していた様。実は日本各地で数年前からこうしたバイヤーに遭遇する事例がSNS上でも報告されており、

「車に目をつけられ、盗まれるのでは」と心配する声も上がっています。外国人バイヤーと実際にやりとりすることってあるの・・?調べてみました。

外国人から「車売って」盗難されるの?

今回話題となったのは、静岡県内出身の男性が発信した以下ツイート。

浜松、愛知近辺でこのプリウス気おつけて下さいね。ハイエース、走り屋系、トラックなどあれば勝手に敷地内侵入。自分のとこにも来たんで、そっから入るなよ外人って言ってやった 皆さん気おつけて!!(原文ママ)

出典:Twitter

愛知県、静岡県を含め国内では外国籍の中古車バイヤーから「車を売ってください」などと声をかけられたり、

名刺やチラシを渡される事例が複数報告されています。

ツイート主の男性は以前に道具の盗難にあったことから、不審者については画像で記録しているそう。

実際に日本各地で起きる車の盗難と、今回の様なバイヤーの不法侵入を一概に関連づけることは困難ですが

こうした「見慣れない外国籍の人物」「全国各地での車の盗難事故」「中古車バイヤーの積極的な営業」が人々を疑心暗鬼にさせ「自分の車が盗難されるのでは」と不安になる人の声が少なくありません。

Twitterでは「車売ってと来たから警戒する」「車を売ってと言われたから罵声を浴びせた」と言った例もあり、外国籍ユーザーからは「差別的では」と言った反応も上がっています。

出典:Twitter

「車売って」チラシや名刺の積極営業がネットで物議

場合によっては土下座をされたり頻回に今回の様に無許可で住宅の敷地内に立ち入ってくる場合もあると言う外国籍の中古車バイヤー。

Twitterには度々、営業用のチラシや名刺の画像が上がっており、その入手経緯については

「車に挟まっていた」「車売ってと言われ、断ったが名刺を置いて行った」と言ったもの。

Twitterに投稿されているものの大半は「警察に通報した」「罵声を浴びせ断った」と言う結末を迎えているものの、実際に交渉に応じ、廃車にする予定だった車を言い値で売ったと言う事例もあります。

商品価値は限りなくゼロに近い。
馴染みの業者でも売れないだろうなと考えてただけに意外だった。持っていってくれるなら1円でも10円でも歓迎である。
「幾らで買ってくれるの?あんなんボロボロだし、動かんよ?」
「部品取りで買いマス。7000円でどデスカ」
…マジかよ。
「タービン無いよ?書類はあるけど。せいぜい売れるとしたらアルミくらいだよ」
「いいデス」
「一応オーナーに聞いといてやるから明日もう一度連絡して」

さすがに気が引けたので6000円で手を打った。

出典:殺意の波動に目覚めた板金屋のブログ「おバカすぎる外人さん」

また、外国籍バイヤーから慰められたと言う人も。

しかし、実際に外国籍の人物がが車両盗難に関わる事例が年々増えていることも確か。「車売って」と言ってくる人は悪人なのか、一般人なのかは依然として、判別の仕方に困るゾーンにあります。

「彼らのビジネスは盗難車や盗難品の売買が中心だ。パキスタンやスリランカ、ロシア、イラン、中国から来た外国人が多く、増加傾向にある。盗難車を扱うヤードは、都内近県でいえば東京以外に、神奈川、千葉などに多く、地域によっては同国人同士で集まっている場所もある」

犯罪を行うパキスタン人とイラン人の収入源は主に薬物と盗難品の売買だ。と言っても表向きは、それぞれが飲食店や輸入雑貨の会社などをやっていて、前々から中古車屋をやっている者も多い」

出典:NEWSポストセブン

後を絶たない「車売ってください」問題。「警戒するのは当然」と話すTwitterユーザーのブルマグ@HR34改盗難車捜索中 (@BLUEMAGNA_RB)さんの言葉には、悲しくも説得力を感じるのでした。