岡田晴恵のワタナベエンタ入りはなぜ?芸能界デビューはギャラ・など関係か

朝の情報番組での新型コロナウイルス解説で知られる白鴎大学教育学部教授の岡田晴恵さん(57)が、大手芸能事務所「ワタナベエンターテインメント」に所属していたことが9日に明らかになり、解説者として熱弁を奮っていた教授の突然の「大手芸能事務所入り」という路線変更に戸惑う声が上がっています。

岡田晴恵のワタナベエンタ入りはなぜ?

岡田晴恵さんの芸能事務所入りの背景には

・文化人枠からタレント枠への変更による報酬の増額(岡田さん側のメリット)

・視聴率が取れる稼ぎ頭枠(芸能事務所側のメリット)

・護身(岡田さん側のメリット)

この3点でWINWIN関係が挙げられます。

タレント枠への変更によるメリット

これまで「羽鳥慎一モーニングショー(テレビ朝日系)」「ひるおび!(TBS系)」でレギュラー出演しており、多いときには1日5本掛け持ちしたこともあるという売れっ子教授。

その仕事内容全てが「コロナ関連」であったために、新型コロナの解説で成り上がった女王という意味で「コロナクイーン」とも呼ばれていました。

本業は大学教授でありながらTVからのオファーが増加したことで、稼ぎは月に100万円/番組(番組1本の出演料の相場が5万円×週5日×4週)、これが5本であればざっと見積もっても500万円になる計算。

このコロナの影響で、この数ヶ月間だけで数千万近く稼いでいてもおかしくない状況です。

しかし岡田教授がもし「教授」ではなく「芸能人」として出演していなければ、そのギャラはさらに桁違いに増えると言います。

NEWSポストセブンは芸能事務所に所属することで倍額になるというギャラ事情を暴露しており、これが最も信憑性の高い「芸能界入り」の理由となりそう。

番組出演者の中で「いったい、こりゃなんだ……」と考えるのがいわゆる「文化人枠」の出演者である。弁護士やジャーナリスト、元官僚、学者らがこの枠に相当する。

芸能事務所に所属する芸能人であれば、テレビの1時間番組で10万円以上はもらえるものだが、文化人枠の場合は3万円が定番となる。そのため芸能事務所に所属し、芸能人扱いをしてもらう人もいる。出典:NEWSポストセブン

視聴率が取れる稼ぎ頭枠(芸能事務所側のメリット)

一方で、驚きの声が上がっている「大手芸能事務所」からの採用。こちらも事務所側にはかなり勝算がある様。

TVの制作スタッフ側から見れば、視聴者から高評価を得、番組視聴率上昇の実績も認められている岡田教授にはかなりの期待をしていると言います。

特に今年2月に「文化人」として出演した「踊る!さんま御殿」では「いじられキャラ」「情報番組とのギャップが可愛い人」などとタレントとしての素質も好評でした。

言葉を選んで話すことができる知識人ならではの強みもあり、今後ジャンルの違う番組にも柔軟に対応していけると考えたのでしょう。

護身(岡田さん側のメリット)

さらに岡田教授には芸能界入りにもう一つのメリットが。それが「護身」。

護身とは、誹謗中傷からの保護やスケジュール管理やギャラの交渉。

そのうち最も神経を使うのが、誹謗中傷。先日明らかになった「羽鳥慎一モーニングショー(テレビ朝日系)」でコメンテーターを努めていた大谷医師が出演中に受けていた壮絶な誹謗中傷が報じられ、デマに踊らされたネット民らから誹謗中傷や悪戯電話などに苦しんでいたことが明らかになりました。

SNS上では「岡田教授、もう稼いだんだからやめてもらいたい」「もうTVで見たくない」といった声のほか、「専門家のふり」など仕事を中傷する様な書き込みも出演の度に見られており、大学などへの影響も懸念されるところ。

その点事務所の効力であれば後ろ盾がつき、仕事への不安も軽減されることが予想されます。

芸能界デビューでタレントへ転向?

とは言え、ギャラ、護身以上に、将来的には「楽しい仕事がしたい」というのが本音なのかもしれません。

4月以降、SNSでは岡田教授への否定的なコメントが目立ち始め、「きれいになった」ことがネットで取り沙汰されると「コロナに関する情報が信用できない」と徐々に誹謗中傷のコメントも増加しており、もともとの激務にこうした心労が加わることは「割りに合わない」という思いもあるはず。

現状、真面目な解説者のイメージが定着している教授が本格的なタレントとしてデビューするのは先のこととも言われていますが、素質十分な岡田教授が人気タレントになる日はそう遠くない・・?

ネットの反応