中学生が海で女児を救助・飛び込み抱えて50m泳ぐ・・父親の教えた冷静な対応がスゴイ

福岡県宗像郡大島にある「大島学園」の中学2年生で、藤島海琴(みこと)さん(14)らバレーボール部の女子部員3人が連携し、海に転落した女児を救助したことが話題になっています。

女児を救助した藤島さんの行動の影には藤島さんの父の教えがありました。

今後誰かの役立つかもしれない藤島さんの父の教えと中学生3人の連携は必見です。

中学生が海で女児を救助・飛び込み抱えて50m泳ぐ

当時、練習試合の後で波止場で遊んでいた藤島海琴さん(14)さんと1年生の草野寧彩(ねいろ)さん(12)、同本田悠さん(12)は、悲鳴を聞いて女児の転落に気づきます。

女児は堤防から3メートル下の海に転落。堤防では父親と男児がパニックになっており、二時被害も起こりかねない危険な状態でした。

そんな中藤島さんは

  • 1人にフェリーターミナルへ人を呼びに行くよう支持
  • 1人に男児のそばに付き添うよう支持。
  • 空の2リットルのペットボトルを持ち約3メートル下の海面に飛び込む。
  • 泣いている女児にペットボトルを抱かせ「大丈夫だから」と声を掛け落ち着かせた。
  • 体を抱え堤防の階段がある場所まで約50メートル泳ぎ、無事救助。

という完璧な救出行動を行います。すごすぎる・・。

8月31日夕、藤島さんと1年生の草野寧彩(ねいろ)さん(12)、同本田悠さん(12)は、練習試合で大島に来ていた同市の玄海中バレーボール部員を見送った後、波止場で遊んでいた。「人が海に落ちた」の悲鳴で振り返ると、釣りをしていた親子3人のうち女児が海に転落。父親と男児はパニック状態となっていたという。

藤島さんは冷静に状況を把握。藤島さんの指示で、草野さんはフェリーターミナルへ人を呼びに行き、本田さんは男児のそばに付き添った。

藤島さんは手元にあった空の2リットルのペットボトルを持ち、約3メートル下の海面に飛び込んだ。泣いている女児にペットボトルを抱かせると、「大丈夫だから」と声を掛け落ち着かせた。その後、体を抱え堤防の階段がある場所まで約50メートル泳ぎ、無事救助した。出典:西日本新聞

藤島さんの父の教えとは

その後、藤島海琴さんは「無我夢中だったけど、父から教えてもらった救助法が役に立った」と振り返りました。

藤島さんの父親である誠治さん(44)は遊漁船の船長で、藤島さんは幼い頃から「海でおぼれている人がいたら、まず浮くものを持たせろ」と教えられていたそう。

「側にあった2リットルのペットボトルを持ち、約3メートル下の海面に飛び込んだ」のはまさにこの教えが生きています。

藤島さんの父誠治さん(44)は遊漁船の船長で、藤島さんは幼い頃から「海でおぼれている人がいたら、まず浮くものを持たせろ」と教えられていた。草野さんと本田さんは「人が海に落ちて焦ったけど、藤島さんが冷静だったので私たちも動くことができた」と振り返る。出典:西日本新聞

こうした背景があった上で、藤島さんの勇気と行動力、草野寧彩さんと同本田悠さんの協力があってこその救出劇。

宗像消防署は近く、3人に感謝状を贈る予定。3人と女児の今後の活躍が非常に楽しみです。

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