オーサーコーチが不在の理由は?ジスランのアクシデントの詳細と現状についても【GPファイナル】

イタリア・トリノで開催中のフィギュアスケートグランプリファイナル(GPファイナル)で、3年ぶりの出場となる羽生結弦が男子SPで2位発進となり、1位との点差が大きく開いたことが明らかになりました。

首位のネイサン・チェンは今季世界最高得点110.38点をマークし、97.43点の羽生とは12・95点の大差。

波乱のスタートとなったこの状況下で、いつものオーサーコーチは帯同しておらず、さらに来場予定だったジスランコーチも不在。

2人のコーチが不在の理由や事情について、情報をまとめました。

オーサーコーチが不在の理由は?

今回オーサーコーチが帯同できない理由について、羽生選手の口からは「オーサーは週末忙しくて」と説明。

この他にも、いくつかオーサーコーチが帯同できなかった理由について、いくつかの理由が報じられています。

緊急手術の影響の可能性

アサジョ」によれば、オーサーコーチが受けた緊急手術の影響で、遠方であるイタリア遠征を避けた可能性があると報じられています。

フィギュアスケートGPシリーズ2017のカナダ大会の直後に、緊急手術を受けていたオーサーコーチ。ハビエル・フェルナンデス選手が出場したGPシリーズの中国大会にも、羽生結弦選手が出場を予定していたNHK杯にも帯同することはなかった。

「中国大会には帯同できませんでしたが、同じ頃にカナダで開催された若い選手の試合に帯同していたようです。今はもう元気になって、フランス大会では羽生選手のケガに関する取材も受けていました。腹腔鏡手術とはいえ、体に負担のある海外の長旅はしばらく避けていたのでしょう」(スポーツライター)

しかし、中国大会のハビエル・フェルナンデス選手は6位。同大会の女子に出場したガブリエル・デールマン選手もSPは1位だったが総合で6位。羽生選手はNHK杯公式練習でケガをして欠場。オーサーコーチの不在が影響したのではないかという気がしてしまうのも仕方があるまい。出典:アサジョ

選手一人当たりに帯同できるコーチの制限

出典:日刊スポーツ

また、今回のグランプリファイナルでは、1選手につき1選手しか帯同できない(IDが発行できない)ことも、今回のオーサーコーチ不在の理由としてあげられます。

この縛りにより、結果としてジスラン・ブリアン・コーチが帯同することになりました。

今大会は1選手につき1枚しかコーチ用のIDが出ず。試合にはブライアン・オーサー・コーチではなく、ジスラン・ブリアン・コーチが帯同予定だったが、アクシデントで現地入りが遅れているという。

4日の公式練習後に羽生は“コーチ不在”の状況について「とりあえず自分でやることはやります」と語り、試合にも間に合うかは分からないとしていたが、SP当日朝の公式練習開始時にもその姿はなかった。出典:msn.com

ジスランのアクシデントの詳細と現状は?

また、オーサーコーチの代わりに帯同が決まったジスラン・ブリアン・コーチは「アクシデントで現地入りが遅れている」とのこと。

しかしそのアクシデントについての詳細は現在のところ明らかになっていません。

(-今日はコーチがいなかったが)羽生:ブライアンが試合で忙しくて、ジスランが来るっていう予定だったんですけど、ちょっとトラブルがあって、今、遅れています。

(-明日には大丈夫か?)羽生:ちょっと分からないんですよね。とりあえず自分でやることはやります。出典:日刊スポーツ


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