モデルでタレントのローラ(30)が先月30日、約14年間在籍した所属事務所・LIBERAを退所したことを発表。
マスコミが退所理由を明かさなかったことで「露出も減っていいタイミングで身を引いたと思う」「旬の人ではなくなってきましたし」といったネガティブな解釈がニュースコメントに並ぶ一方、ローラの公式Youtubeでは計画的な円満代謝の理由が公開されており、「夢を形にしたローラ、すごいです」「自分と生きてる次元が違うと思う。素敵だな」といった賞賛の声が相次いでいます。
ローラ、事務所退所の理由は「STUDIO R330」とコミュニティ作りのため
ローラは現在、LAを拠点にモデルをこなしながら、新たに自社ブランド「STUDIO R330」を立ち上げ精力的に活動しています。
先月4日には「大切な発表があります」としてブランドのコンセプトや立ち上げの経緯を説明。
今後、自然との持続可能な共存をテーマにコミュニティを広げ、環境問題に対する勉強会なども検討しているとも述べました。
環境問題の勉強と運動から「みんながポジティブになれば環境に良い影響」と着想
ブランドの立ち上げにかれこれ2年以上計画と準備を行ってきたことを明かす中、ローラはそのきっかけについて「LAに来てから環境問題についてたくさん勉強することを始め」自分と向き合う中で得た気づきを通し、運動の大切さとそれによりポジティブに変化するマインドの可能性をより多くの人に知ってもらいたいと思ったから、と話しています。
「ーそして運動することは本当に大事だなって。運動すると本当に体も健康になるだけじゃなくてマインドもポジティブにしてくれるから、その大切さをみんなに知ってもらいたいなって。」
さらに、
「ただ、ものを作るだけじゃなく、みんなと一緒に勉強したり、動物たちを守る会をしたりとか、そういうイベントもしていきたいと思っているの。」
とも。
こうした想いを背景に形にしたものが「STUDIO R330」の商品なのだそう。
webマガジンEREMENISTでは、そうした背景をより詳しく解説しています。
LAに拠点を移してから「環境」について学ぶ機会が多かったというローラは「少しでも環境の助けになれば」という思いを持つようになった。ブランドもサステナブルな形でつくることにこだわり、「STUDIO R330」のRは、reuse、recycle、reduseの3つからきているという。ワークアウトシーンに使える素材を求めて、世界各地の工場を視察してたどり着いたのが、衣類やプラスチック製品等のリサイクル仕組みづくりに取り組む「日本環境設計株式会社」だった。同社が運営するリサイクルプロジェクト「BRING(※)」と共同で、リサイクルポリエステルを使用したブランドオリジナル生地を1年以上かけて開発。BRINGのサプライチェーンによってつくられた製品、生地、糸は「BRING Material」と呼ばれ、「STUDIO R330」のワークアウトウエアでは全体の83%に使用している。出典:ELEMENIST
ローラに国内のメディアが「印象操作」?過去には非難も
5年前からLAに拠点をおき、数々の高級ブランドのモデルをこなしてきたローラ。
2017年には事務所とのトラブルが取り沙汰され、「わがままだ」「トラブルがきっかけでテレビ出演が激減」「インフルエンサーとしてのビジネスだけで大儲け。SNSでの稼ぎがあまりにも美味しいので、ついにYouTubeデビューを決めた」など週刊誌がこぞって批判的な記事を書かれたことも。
「以前に比べてテレビ出演が激減したローラ。しかし、CMは以前と変わらぬようにこなしているし、インスタグラムは500万人、ツイッターは425万人のフォロワーを抱え、インフルエンサーとしてのビジネスだけで大儲け。SNSでの稼ぎがあまりにも美味しいので、ついにYouTubeデビューを決めたのでしょう」(スポーツ紙記者)
テレビに出なくてもネットビジネスで十分稼げるだけに、ローラ本人からしたら「全然オッケー」だろうか。出典:日刊サイゾー
実際にインスタグラムは615万人、ツイッターは429万人、Youtubeは64万人の純粋なファンを抱え、インフルエンサーとしてだけでも十分に豪遊できるだけの資産を持っているとは言えそうですが、このように事務所のプロデュースに頼らず積極的にフォロワーを増やしてきた背景には、今後の自身の目指す形への”伏線”といっても良さそうです。