【千葉県 佐倉市】豪雨で冠水被害・台風被災地の現在は?地域の声とボランティア募集についても

台風21号の影響を受け、25日、東海地方から関東にかけて観測された豪雨。

千葉県佐倉市では25日の午後の間に250ミリ近い雨量が観測され、鹿島川と高崎川が氾濫し多くの車や家屋が浸水被害を受け、土砂災害により家を失う人も出ています。

先日の台風19号、15号で被害に追い討ちをかけるような形で各地に被害をもたらしている状況に、言葉を失うほど。

今回は、千葉県の中でももっとも被害が大きかった市の一つ「千葉県 佐倉市」の豪雨被害と現在の様子についてまとめました。

【千葉県 佐倉市】豪雨で冠水被害・台風被災地の現在は?

佐倉市では、家屋の床上・床下浸水が56件、民地や道路の土砂崩れが72件、道路破損やその他が55件など、他市に比べても比較にならないほどの大きな被害が出ています。

28日現在も道路は14路線で通行止。→【主な道路の通行止め箇所】

また、佐倉市内を走る「ちばグリーンバス」は複数台のバスが営業所で浸水被害に遭い、大幅な減便と運休を行いながら運行しているとのこと。

ボランティア情報とふるさと納税(義援金)

27日夜まで排水作業が続けられた佐倉市では、現在ようやく片付け作業が開始できる状況のようです。

汚泥が広範囲に流出しているため感染症や細菌感染のリスクがあり、高齢者や小さな子供たちだけでなく、片付けを行う人にとってはマスクや除菌が欠かせません。

すでに浸水した畳の運びだしなどの作業を行なっている世帯もあるものの、車や家屋で浸水被害を受けた世帯にとっては今後の復旧は非常に大変なものになりそうです。

ボランティアセンター開設・受け入れについて

26日、佐倉市ではボランティアセンターが立ち上がっています。

佐倉市災害ボランティアセンターを開設しました→こちら

現在受け入れ準備中とのこと。PDF資料は→こちら

作業内容:家の中の泥出し・片付け・清掃

募金について

佐倉市では、28日よりふるさと納税による災害支援の受付を開始しました。

市民からは「できれば市民に直接支援をお願いしたい」と言う声もあるのですが、現段階で公式な義援金受付はこちらが主になるようです。

地域の方の声