ヒウラエリカの呪いとは?『さんかく窓の外側は夜』ネタバレと主題歌についても

岡田将生・志尊淳がW主演をつとめる映画2020年10月30日公開の映画『さんかく窓の外側は夜』(森ガキ侑大監督)。4日、公式から元欅坂46の平手友梨奈が女子高生役(ヒウラエリカ)で出演することが発表され話題となっています。

平手友梨奈は映画中重要な役柄を担うこととなりますが、死者が語る「ヒウラエリカの呪い」と彼女のストーリーが物語を盛り上げる鍵となります。

気になるヒウラエリカの呪いとは?ネタバレとともに探ります。

ヒウラエリカの呪いとは

物語は岡田将生演じる、霊を祓うことができる男=冷川(ひやかわ)と、志尊淳演じる霊を視ることができる男=三角(みかど)の2人が、“除霊”を使って謎や事件を解決していくミステリー。

事件に関わる中で2人は呪いを操ることのできる1人の女子高生に出会います。彼女こそヒウラエリカ(非浦英莉可)。

「ヒウラエリカの呪い」とは、彼女が、ターゲットにかけた「言葉」で人を死に追い込むというもの。

それは日常会話の中に呪いの言葉を織り交ぜ、自然な形でターゲットを死に追い込む、不可避で無情な呪いでした。

彼女の手口は例えば「道を尋ねる」という自然な接触。原作中では以下のように表現されています。

柔らかい言葉の中に呪いの言葉が込められていることがわかります。

呪いをかけられた人物は壮絶な死を遂げます。

作中、事件現場で冷川や三角が耳にした「ヒウラエリカに…だまされた…」という声が伏線となり、物語は核心に近づいていきますが、霊よりも生身の人間の心の闇の方が怖いと感じるかもしれません。

さらにネタバレ・主題歌については

そんな彼女。冷川と三角の調べの中で彼女は「ターゲットに呪いをかける」ことが仕事だと語ります。

普通の女子高生となんら変わりのない可愛らしい姿をした彼女にはおおよそ似つかわしくない禍禍しい仕事。

しかしそれは自分の意思ではなく、自分の父親が絡む宗教団体とそのトップに命じられ、傀儡として使役させられている状態にあっての行いでした。

逃れようにも、暴力団関係の父親や宗教団体の圧力で容易には抜け出せない。

心の中では「能力を人のために使えたら」と苦しむ彼女に、冷川と三角は手を貸そうとします。

さらにその先には、ヒウラエリカ(非浦英莉可)を操っていた人物が三角の関係者であることも発覚し・・

物語は急展開を迎える場面も・・。

主題歌は未定

劇中の主題歌は現在未発表。監督自らがヒロイン(平手友理奈)を抜擢しているだけに、力の入った映画となることが伺えます。この映画をさらに盛り上げる主題歌に期待がかかります。