夏休みの思い出は「どこも行かなかった」と話す子、なぜ?「海、遊園地、帰省、バーベキュー、毎日遊んだ日々は幻!!」親の嘆きにSNSで共感集まる

1ヶ月ほどある、こどもたちの「夏休み」。平常時は忙しくても、お盆休みくらいは子供たちが楽しい思い出が作られるように・・と頑張るお父さんお母さんは少なくありません。

ところが、たくさん思い出作りをしたはずが「どこへも行かなかった」「何もしてない」子どもの夏の思い出が幻となることがあるのです。いったいなぜ・・!!ある投稿者さんのSNS投稿に、同情と共感のの声が集まっています。

夏休みの思い出は「どこも行かなかった」と話す子、なぜ?

「海行って、遊園地行って、飛行機見に行って、戦闘機見に行って、新幹線見に行って、毎日のようにバーベキューして、花火して、普段会えないジジババと過ごした1週間」

と話すりんままさんの投稿からは、お子さんがお出かけや体験、親戚との交流が盛り沢山で、充実した休暇であったことが想像できます。酷暑などもあり、なかなかアクティブに過ごせる家庭ばかりではない中で、本当に幸せな過ごし方ではないでしょうか。

心のどこかで夏休み明け「楽しかった思い出」に友達や先生に何か一つでも自慢してくれたら、と言う親のちょっとした下心もあるあるですが、保育園再開時にそのフィードバックがついに戻ってきて、ずっこけることに。

夏休み中はお子さんの中では「何もしてない」ことになってしまっていたそう。

きっと特別な思い出はたくさん残っていたはずです。もしかすると保育士さんの質問の意図が読めず、言葉に詰まったのかもしれませんし、「穏やかに過ごせた、”大好きなお家”での”いつも通りの生活”」が一番心に残った思い出だったのかもしれません。

そんな可愛い珍回答をユーモアたっぷりに投稿してくれるりんままさんの投稿に、思わずクスッとしてしまう人、共感する人たちからいいねが5万件近く集まっています。

「海、遊園地、帰省、バーベキュー、毎日遊んだ日々は幻!!」親の嘆きにSNSで共感集まる

このりんままさんの投稿には、

「うちの子も連休中は、帰省して、山いって、沢遊びして、野外プール行って、ぶどう狩など行ったんですけど、1番楽しかったのは途中で寄ったヤマダ電器と言われ親は腰抜かしてます」

「うちの子も4歳の時(東京在住時)に 八ヶ岳に旅行に行き、水族館に行き、名古屋に行き、関西に行き、夏祭りに行き、プールに行き、花火を見に行ったのに、 夏休みの思い出という題材で、 「ばあばのいえでじいじがねていたよ」という絵が幼稚園に貼られていました。他にもっとあったやろ笑」

など、同様の経験がある親は多いようです。

「ビッグイベントを忘れる」のは年齢と関係がありそう

たくさんの経験をしても、思い出に残る情報が大人にとっては些細なことであったりする理由には、こんな考察や意見が挙がっています。

「あまり非日常なことを経験すると、感情が昂りすぎて記憶に残らないからじゃないかな?」

「子どもは毎秒必死に全力で生きてるから、その時の表情が全てだと思っている」

「4歳なんて直近12時間くらいの記憶しか残らんから、気にすんな!」

「わかりますwこれぐらいの子って、たぶん時間を点でしか考えられないから、本当に最近の出来事しか答えられないのかなって思いました。でも「行ったんだって?」て聞いたら「行った!アレしてコレして楽しかった!」と言いそう」

このようなコメントや体験からは、どんなことも刺激として楽しむことができる年齢の素晴らしさや、無意識に貯蓄されていく経験が、いつか才能の芽を出すかもしれないという化学反応への楽しみ、色々な可能性を感じさせてくれます。