ディズニー再開も年パス勢に不満?払い戻し、優遇抽選に「当面行けないです」と「みんなに優しいんだよ」賛否の声

2020年6月23日、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドが、東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーの再開を発表。再開にあたり、「年パスが使用不可」「当面の間はオンラインにて日時指定のチケットを購入した客のみが入場できる」方法をとることを公式HPで公表しました。

年パス所有者の一部からは「もっと優遇されてもいいのでは」という旨の不満ツイートがあり、ファンの間で賛否の声が上がっています。

ディズニー再開も年パス勢に不満?

オリエンタルランドは営業再開にあたり、当面の間はオンラインにて日時指定のチケットを購入した客のみが入場できる方向で入場者を調整。

年パス所有者の一部ではこれに対し「年パス高いのに、入れないなんて」「せめて年パスにも入場枠をつけるなどして欲しい」といった不満の声も上がっており、「再開するだけでもありがたいと思うべき」「十分代替案は出されているのに不満なの?」という意見と対立する構えとなっています。

年パス勢の不満とは

年パス勢ー年間パスポートを所有している人々が抱えている不満とは

・決済手段がクレジットカードのみ

・安くない&入手困難な年間パスポートなのに完全に利用不可であること

・(ディズニー愛が強い?)地元民であるほど(年パス保持者であるため)入場できない

・(ディズニー愛では負けないのに)転売の可能性もあるチケット販売方法

などがあるようです。

年パス勢の苦労とは

不満の背景には、「ディズニーが好きだから高額な年間パスポート価格を入手したのに、当面の間は年間パスポートが使用できない」という心理が働くところから来るよう。

東京ディズニーランド・シーの両パークに入園できる年間パスポートは、99,000円。ほぼ10万円となります。(どちらか1パークのみの年パスは、68,000円)

経済的にこれ以上はディズニーにかけられないのに、少しでも年間パスポートで入場できる枠を作って欲しい、というのが年パス勢の人々にとっての切実な声も聞かれますが・・。

オリエンタルランドは破格の救済措置

これに対し、オリエンタルランドは今年2月29日以降のパスポートを所有していたユーザーには「有効期限の延長」や「払い戻し」の救済策を設置。

年間パスポートで入園できない期間中は「抽選」にて入園できるシステムも準備中(詳細は後日発表予定)とのことで、最大限に代替措置が取られているようです。

「当面行けないです」に「みんなに優しいんだよ」の声も

ディズニーが好きだからこそ、開園を待ち望んでいたのに・・という年パスユーザーの気持ちに対し、SNSでは「気持ちはわかる」という同情の声も。

オリエンタルランド側が年パス利用を不可にした背景は明らかにされていないものの、チケットの払い戻しにも応じる姿勢から「混雑を想定し平等な受け入れをするためでは」という見方が上がっています。

また年パスユーザーの中でも不満の一方で「再開出来たことみんなで喜びたい」という声も。

お互いを思いやる気持ちでパーク再開を祝いたいものです。