急ブレーキの怖さが一目瞭然 トラック運転手の注意喚起が話題に

ゴールデンウィーク(GW)で車を運転する人が増えるなか、ある注意喚起のポストがSNSで注目を集めています。

投稿者は、商用車メーカーに勤める「中の人」さん。普段はトラックやバスにまつわるディープな裏話や、業界の小ネタを発信していますが、今回は思わず身震いするような内容でした。

トラック運転手の注意喚起が話題に

話題になっているのは、「GWなので車を運転する人も増えると思いますが、トラックの前に急に割り込むのはやめてください。トラックが急ブレーキをかけるとこうなるんです」という注意喚起のポスト。

添えられた画像には、急ブレーキによって積み荷の角材が運転席を押し破ってしまったトラックの痛々しい姿が……。
幸いにも運転手にはケガはなかったものの、その危険性は一目瞭然。
原因は、あおり運転や無理な割り込みによる急ブレーキだったといいます。

トラックのような大型車両は、重量のある積載物を運んでいるため、急に止まることができません。さらに、鋼材などの重い荷物はブレーキ時にスライドして、運転席を直撃してしまうこともあるのです。

急ブレーキの怖さが一目瞭然・今回運転手は無事

「この運転手さん、無事だったの?」といったコメントも寄せられましたが、画像にあるトラックの運転手さんは無事であることがわかっています。

実はこの投稿、うらら@1a9065974b104a6さんが2018年に投稿したもの。

ここで正確な事故の原因や運転手の無事が伝えられています。

当時の事故においては、トラックがスピードを出しすぎだった可能性がある、という指摘もあります。

ですが割り込みや急ブレーキがきけんであることには変わりはありません。

この投稿に、SNSでは
「どんな車でも割り込みはダメ」
「これは本当に怖い。絶対に無理な運転はやめよう」
「トラックドライバーさんは命がけで荷物を運んでいるんだ」
と、共感と危機感の声が続出。

「トラック側も割り込んでくることがある」といった指摘もありましたが、最終的には「お互いが気を付けあう姿勢が大事」という意見で一致していました。

GWシーズン、焦りやイライラからつい運転が荒くなってしまいがちですが――。
改めて、「思いやり運転」の大切さを思い出させてくれる投稿となりました。