【沖縄本島中部】猫の虐待公園とも呼ばれる場所はどこ?犯人の特徴と逮捕されない理由についても

2019年10月23日、沖縄県本島中部の公園(沖縄市やうるま市)で、2019年2月頃から猫の虐待が相次いでいると言います。

さらにSNSによる市民や保護団体の報告によれば、その程度が徐々にエスカレートしているとのこと。

動物愛護法だけでは未だ犯人を厳しく罰することができない中での卑劣な犯行に、多くの人が心を痛めています。

今回多くの虐待が報告されている公園の場所、そして確認できている犯人の情報について調べていきます。

【沖縄本島中部】猫の虐待公園とも呼ばれる場所はどこ?

沖縄本島中部は「猫と人が共存する」猫の多い場所。沖縄旅行者が「島民より猫の方が多い」という場所があるほどで、公園にも猫が多数。

そのような中、うるま市や沖縄市の公園では2019年に入り、猫の虐待事件が8件相次いでいるとのこと。

「公園が特定されると新たな犯罪者が公園にやってくる」という理由から公園の名前の多くは非公表ですがSNSでは「複数の公園で確認されている」という情報があります。

また地元では「虐待公園」と呼ばれるほど、被害の多い公園もあるとのこと。その中でもっとも大きな被害が出ているのが「沖縄県夢咲公園」とみられます。

園内には「虐待は犯罪です」という立て看板が設置されているものの、未だ撲滅の有効な手立てにはなっていないよう。

のどかな気候・気風の中でのんびりと過ごす猫の姿は風景の一部でもあり、沖縄に住む人々から愛されて過ごしてきた歴史がある一方で、沖縄県の29年度の収容・処分の数は決して少なくなく(収容は2176頭、週末処分は1056頭)、譲渡会や愛護運動には力を入れているという背景があります。

しかし何の落ち度もない生き物をモノのように扱う・傷つける行為に対し、多くの人が怒りと憤りを感じています。

犯人の特徴と逮捕されない理由

虐待を確認した猫も多いものの、実際は行方不明・怪我をした猫は多数おり、動物愛護団体の元には目撃情報などが複数寄せられているとのこと。

動物愛護団体の目撃情報によれば不審者は複数おり、さらに愛護団体へ寄せられた情報では闇営業のような利益目的で攫う猫さらい(身元は特定模様)や、虐待を行う犯人がいる模様。

しかし、逮捕に至る有力な情報が得られていないようです。

2018年にはエアガンを持った不審者が目撃されています。

犯人が捕まらない原因として上がるのは

  • 街灯が少なく、夜間に人が立ち寄らない。
  • 街灯を立ててもすぐに壊される(SNS情報)
  • 深夜帯に犯人が行動している
  • 警備体制が整っていない

など。

特に「街灯」については保護団体から市へ設置を求めているものの、現状対応がされないよう。

また警察も「虐待された形跡を撮影するだけだ」「これが人だったらちゃんと捜査するのに(猫は)しない」と、憤る声が上がっています。

保護団体や動物愛護団体「沖縄アニマルガーディアンズ」が対抗

一方で、こうした虐待から猫たちを守るためにボランティア市民や動物愛護団体によるパトロールも行われています。

この中で保護した猫も多数いるとのこと。

アニマル ガーディアンス-沖縄 猫を守る会→facebook

保護やパトロールのボランティアなども募集しており、参加や支援という形で虐待撲滅を応援することもできます。

多くの人の協力で、虐待犯を追い込み犯罪をなくすことに繋がっていくことが期待されます。

ネットの反応

どうかしっかり捜査して早急に犯人逮捕に繋げて欲しいです!続いている沖縄の猫虐待、犯人が野放しなのも怖いことです。

はぁ。。。なんでこんな事するんだ?エスカレートしなきゃ良いけど。

この公園は1年間だけで30匹もの猫が虐待・殺傷されている。警察と役場は動かないで、住民が安全を守るためにグループでパトロールを頑張っているが、もっと見回りが必要だ。

愛護法甘すぎる。。変えて欲しい!! 今すぐに!!