松本梨香さんの「不正受給」はデマ?恨みで元マネの「印象操作に見える」ネット反論も

今月11日に発売のFRIDAYで、アニメ「ポケットモンスター」の主人公役を務める声優・松本梨香さんに助成金の不正受給の疑いがあることが報じられ、話題になっています。

同紙によると、疑惑をリークしたのは松本梨香さんの事務所「Matsurica」の元マネージャー。来月12月の劇場版『ポケモン』公開を前にしたFRIDAY報に、ファンからは動揺と共に元マネージャーの「怨恨で情報の切り取りをした復讐では」といった疑惑の声も上がっています。

松本梨香さんの「不正受給」はデマ?

FRIDAYは11日、声優・松本梨香さんの元で今年6月まで4年間働いていたマネージャーのA氏の証言を元に、不正受給の疑惑を報じる記事を発表。

しかし一部では「不正受給というより松本さんに対する人格攻撃のように見える。」「信じがたい」「元マネに恨みがあるように見える」といった声が上がっており、事実を公平に報じていないのではないかといった声も上がっています。

現時点では不正請求の疑惑については松本さん、Aさんの主張に食い違いがあり、感情的な発言もあるためにデマであるかは判断のつかないところ。

FRIDAYによれば、元マネージャーのAさんは

・途中参加していた助成金プロジェクトを降りたが、なぜか助成金が松本さんの事務所に入っていた

・松本さんはAさんの在籍当時、パワハラや金銭トラブルがあり、精神的な苦痛を受けていた

とのこと。

知らないうちに自分に対する助成金がかつての所属会社に振り込まれていたことがリークのきっかけであることはわかるものの、週刊誌では松本さんの性格に問題があることに深く言及。

パワハラや金銭トラブルについて数多く報じており、ネットではA氏の恨み節多い」「(助成金の不正受給を確定させるような)印象操作感が否めない。」「申請内容知ってて作業をせずに離脱しただけなら 余計にリークせずに話し合いなよ?」と、報じ方に首を傾げる声も上がっています。

「梨香さんは気に入らないことがあると、すぐに激昂する性格。セリフを本番当日に変更するのもしょっちゅうで、私はそのたびに方々に頭を下げていました。しかし、文句を言おうものならサトシのあの声と声量で責め立てられるので、精神的に参ってしまって……。

実際、私のほかにもこの4年間で10人以上の付き人が交代しています。そんな状況に加え、梨香さんとの間で金銭トラブルまで起きたので、私は彼女のもとを去ることにしたんです」Aさんの松本さんに対する不満がみて取れる-出典:FRIDAY

恨みで元マネの「印象操作に見える」ネット反論も

このネットの感じる違和感は次のような情報によるところがあります。

Aさんがドタキャン?松本さんとの話に食い違い

一方、松本さんは不正受給に対しては「Aさんと連絡が取れなかったため、一時的に助成金は事務所に入れた」「携わった対価として(元スタッフに)払いたかったが連絡が取れず預かっていた」とその理由について回答。

また、パワハラや金銭トラブルにより松本さんの元を離れたとするAさんの話にも松本さんとは食い違いがあり、

「(Aさんが)7月の動画撮影当日になって姿を現さなかったため、現場は混乱した。別のスタッフが急きょ撮影を担当した」という。その頃から、元スタッフとは連絡がほとんど取れなくなったようだ出典:スポニチ

と、Aさん側が松本さんとの話し合いをせず、一方的に連絡を断ったことが明かされています。

都の対応にも不審点

さらに受給の手続きを行う東京都の対応でも、松本さんの話と食い違いが出ています。

Aさんの「受給対象でない」という主張を受けて事実確認をし、返金手続きを承諾したという都の役所ですが、松本さんはこれを否定しています。

返還請求前に松本さんが返還したのであれば「事実確認」という説明はおかしく、さらに個人事務所への振り込みについても都が謝罪する場面もあり、杜撰さがより問題をこじらせることとなっています。

 都は「元スタッフの訴えなどを受けて事実確認をし、先方(松本側)に返還請求をした」と説明しているが、松本は「都の連絡はなかった」と否定している。出典:スポニチ

松本さんの不正受給が否定できない部分とは

「7月の動画撮影まで現場に姿を表していた」のであれば、松本さんの話すように、Aさんにも受給の資格があるという認識も汲み取れる部分が多い。

しかし、連絡が取れないからという理由でわざわざ松本さんが「預かっていた」という理屈には矛盾が残るところ。Aさんの元に都からの連絡が届く状態だったのであれば、口座に振り込まれることに変更を加える必要はなかったでしょう。

本紙取材に、松本は「不正受給はしていない」と主張。10万円は「携わった対価として(元スタッフに)払いたかったが連絡が取れず預かっていた」と説明。あくまで支払う方向だったと強調した。

それゆえ、「携わった対価として(元スタッフに)払いたかった」という松本さんの言葉が本心だったのかについては疑念が生じるところ。

週刊誌にリークせざるを得ないほど松本さんに逆らえなかったか、恨みがあったのか・・主張の正当性についてはどちらにも疑いの目は向けられています。