『オルタネート』ネタバレ・感想は?読了で「読み応えあり・情報量すごい」納得の声も

ジャニーズの人気グループ・NEWSメンバーで作家でもある加藤シゲアキさんの最新作『オルタネート』が「2021年本屋大賞」ノミネート作品となることが決定。

NEWSファンや作家ファンからだけでなく、本好きな人々からも祝福と読了後の満足度の高さを示すコメントが寄せられています。

『オルタネート』ネタバレ・感想は?

「小説新潮」2020年1月号〜9月号に掲載され、昨年11月に書籍化発売された『オルタネート』。

 

この投稿をInstagramで見る

 

@style365aがシェアした投稿

高校生限定のAIマッチングアプリ「オルタネート」が標準化された東京を舞台に、3人の高校生の運命が交差する中で生まれる感情を繊細に描いた青春作品です。

料理・音楽・生物学的な専門用語を多分にちりばめてあるため「前半は横文字が頭に入って来なかった・・」という人も。一方で「後半で軽快に伏線回収していくスピード感が好き」と言った後半の展開を評価する声も多く聞かれました。

また、「ところどころで技術やセンスの良さが光る作品」と評価するのは「NEWSの加藤シゲアキ」としての活動を知らない読者のコメント。

技巧的にも他のノミネート作品に劣らないといい、作品そのもののオリジナリティ・完成度の高さを賞賛するコメントも寄せられ、なかなかの高評価であることが伺えます。

高校生限定のマッチングアプリ「オルタネート」が必須となった現代。東京のとある高校を舞台に、若者たちの運命が、鮮やかに加速していく。

全国配信の料理コンテストで巻き起こった“悲劇”の後遺症に思い悩む蓉。母との軋轢により、“絶対真実の愛”を求め続ける「オルタネート」信奉者の凪津。高校を中退し、“亡霊の街”から逃れるように、音楽家の集うシェアハウスへと潜り込んだ尚志。

恋とは、友情とは、家族とは。そして、人と“繋がる”とは何か。デジタルな世界と未分化な感情が織りなす物語の果てに、三人を待ち受ける未来とは一体―。“あの頃”の煌めき、そして新たな旅立ちを端正かつエモーショナルな筆致で紡ぐ、新時代の青春小説。出典:読書メーター

読了で「読み応えあり・情報量すごい」納得の声も

ここで読書メーターから一部感想を抜粋。

・青春を真っ向から切り取る瑞々しい文章にときめきます。

・登場人物を整理できるまで時間がかかり前半はあまり進まなかったが、後半は夢中でページを捲った。

・期待以上の面白さ。今どきの話題を取入れつつ、ストーリー展開もしっかりしていた。

・描写が上手い所、逆に素人っぽい所と両方あり、それも良かった

・加藤さんこんな爽やかな話まで書けるんか…と幅広い伸び代に惚れ直すというか恐れ慄くというか。

・加藤シゲアキ初読みであったが面白かった。途中から夢中になって読んだ。間違いなく才能がある作家。

技巧的な評価も多数言及される作家としての将来性にも高い評価が上がった今作品。

青春のみずみずしさ、清々しさを感じられる作品として、今後さらに人気を集めていきそうです。

Twitterの反応