「Clubhouse」招待枠の売買は違法?eBay・転売購入に警鐘の声も

「楽しすぎて寝不足になる」などの評価で世界中を席巻している「Clubhouse」。

一時はメルカリやラクマでの売買が行われる場面もありましたが、現在は「形のないものの売買は規約違反」であるとして規制が設けられています。

肝心な「Clubhouse」ではどうなっているのか?一方、未だ売買が見られる「eBayでの購入」については警鐘の声も上がっています。

「Clubhouse」招待枠の売買は違法?

Clubhouseは会員一人につき二人までを招待することができ、知り合いからしか繋がることのできない閉ざされた「安全な」空間を提供するアプリ。

規約における禁止事項に「招待枠の売買」は現在明記されていませんが、上記のポリシーに違反することは明らかです。

しかしすでに「アカウントを購入」した人に対しては罰則などはなく、自由に利用できているとのこと。

すでに「メルカリ」や「ラクマ」などのフリマアプリでは規約違反として売買が規制されたものの、未だ名前を変えて出品する人やeBay(海外の通販サイト)などで売買枠が存在し、250ドルなどの高値で販売する様子も見られます。

eBay・転売購入に警鐘の声も

こうした状況の中、海外のガジェット系サイトやニュースサイトではこうした販売価格を「違法な価格」として、「招待枠をeBayから買わないよう」呼びかける声も上がっています。

危険とされるのが

・詐欺にあう可能性があること

・招待者のプロフィールが招待者側に永久的に残り、個人情報の点で危険であること

・アカウントがBANされた場合に芋づる式にBANされること(規約明記なし)

といった要素。

「Let them in!」を有効に使おう

一方で「Clubhouse」には、登録している番号のなかにユーザーがいれば招待してもらえることがある「Let them in!」という機能があります。

「Clubhouse」をインストールし電話番号認証が済んだ段階で、自分の電話番号を知る会員であれば招待できるようになる、というもの。

認証には時間がかかり、受け身にはなるものの、アカウントの売買よりも遥かに安全性が高い参加方法と言えます。

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